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説得

ソクラテス・メソッド—説得せずに“YES”がひきだせる!

おそらく現在につながる哲学の源流をたどっていくと、ある人物に行き着く。その人物こそ「ソクラテス」である。ソクラテスが活躍した当時、哲学を教える人々はほかにもいたのだが、己の知見が正しいと考えて教えるソフィストの講義に反し、自分は相手と対話することによって知らないところを知るようになり、なおかつ知を愛し、学びをつけていくという方法であった。 ソクラテスの生涯は本章にも言及されているため、後ほど取り上 […]

目のつけどころ

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」で有名な山田真哉氏の最新刊であるが、本書はビジネスにおけるコミュニケーション、アイデア、分析にしても「目のつけどころ」が大事であると説いている。漢字三文字で言うと「着眼点」がそれに当たるのだろう。書評をする人にとっても様々な観点を持ちながら分析を行うことによって本の特性や善し悪しを書くところで「目のつけどころ」は必要である。 序の部「目のつけどころとは何か」 では「 […]

ビジネス説得学辞典―交渉を支配する986の戦略・理論・技法

ビジネスにおける説得について様々な方法があるということをまざまざと見せつけられた1冊である。 何せ全部で986の戦略・理論・技法があるというから驚きである。 本書の中でも印象に残ったものを紹介する。 「愛国心メッセージの効果」(p.3より) 「愛国心」については散々当ブログでも取り上げていたが、まさかこれが説得の範疇にはいるとは思わなかった。しかし分からないでもない。愛国心をもっていることは自然の […]