TAG

なぜ他人の不幸は蜜の味なのか

「他人の不幸は密の味」 と言う言葉を読く聞く。昨年のクリスマスイブでも「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」があり、他人の不幸話をあたかもお笑いの如く見ると言うことがあった。それだけ不幸話が密の味の如く甘美で、なおかつ癖になるという。 本書はタイトルにある言葉のメカニズムについて、科学的な見地から紐解いている。 第一章「「隣の芝生は青い」を科学する」 本章のタイトルにあることわざだ […]

九死一生

よく諺で「九死に一生を得る」というものがある。本書のタイトルを見て、小手鞠氏の作品からして異色の作品のように思えてならない連想をしてしまうのだが、実際の所、小手鞠氏の得意芸でもある「愛」を中心に描いている。しかし著者が描いている愛の中では異色とも言える「喪失」がもたらす愛を描いている所が印象的である。 あと本書を読んでみてタイトルの意味はもう一つある。本書は猫を主人公として描いているのだが9回生ま […]