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首都圏

大都市はどうやってできるのか

ここ最近コロナ禍により、首都圏を離脱して、地方に本社を移転するという動きが見え、なおかつ人口の流れも同じような動きを見せている。ただ年代や場所によっては転入が多く、人口も増加している所もあるため一概には言えない。 そもそも企業や人が続々と入り、一つの「都市」として栄えてきたが、それがなぜ「大都市」となって発展していったのか、本書は「都市経済学」を観点に紐解いている。 第1章「なぜ都市ができるのか」 […]

野良ビトたちの燃え上がる肖像

差別や貧困、そしてそこから来る「格差」を如実に表されている一冊である。東京都と神奈川県の県境にあるとある河川が舞台となっているのだが、そこではホームレスたちのたまり場であった。しかもその舞台では様々な差別があるという。 本書はその一つ先の未来の「もしも」を描いており、なおかつ、ネガティブな意味での「もしも」を描いている。しかもその「差別」や「格差」のありようは、本来であれば社会問題になるほどの差別 […]

郊外はこれからどうなる? – 東京住宅地開発秘話

「郊外」はどこにでもあり、数多くの住宅が並んでいる。実際にヘッドタウンとしての「郊外」は人口を確保するために重要な場所としてあるのだが、そもそも郊外はどのようにできて、これからどのような未来をたどっていったのか、本書は東京の郊外にフォーカスを当て、文化と人口との関連性についても言及している。 第1章「第四山の手論」 「山の手」というと、高級感のあるイメージを持たれるのだが、実際東京は坂の多い街であ […]

人口減少時代の鉄道論

人口が右肩下がりになっている中、雇用に関しては人手不足が深刻化している。「人口減少」は経済にて悪影響を及ぼしているのだが、本書にて取り上げられている、鉄道の「定期利用」も減少しているのだという。その中で各鉄同会社は生き残りを賭けて様々な戦略を立て実行している一方で、淘汰されている会社もある。 本書はその中で鉄道はどのような道を辿るのかその道筋を追っている。 第1章「鉄道会社の生き残り戦略――脱〝ス […]