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この先100年を生き抜く 東大式対AIナゾトキ

ナゾトキというとクイズに出てくるようななぞなぞはもちろんのこと、発想力や連想力を問われるような問題を思い出す。テレビをめったに観なくなった私はあまり知らないかもしれないが、ここ最近のクイズ番組は常識力や雑学力ばかりが問われるようになり、雑学力から派生して連想力を試すようなクイズ番組がなかなか出てこないように思えてならない。 とはいえここ最近のクイズ本を見てみると多種多様であるのだが、その中でも連想 […]

AI2045

AIの技術は私たちの生活に取り入れられつつある。私自身もそういった認識があり、これを執筆しているパソコンでも文字入力システムでも予測変換や自動補正などのシステムはAIによって行われている。そう考えるともうすでにAIは身近な存在とも言えるようになった。 AI技術の革新は私たちの生活を豊かにする一方で、様々なリスクを負う、それは殺人ロボになるような軍事利用、さらにはある種のSF映画・小説に出てくるよう […]

AIと日本の雇用

AIの技術は目覚ましく、最近では囲碁・将棋の世界でトッププロに勝利したという事例がある。それだけ計算制御面でも大きな進化を遂げており、実際にAI技術でもって人間の仕事がロボットによって行われると言った事も出てくる。と同時に人間としての仕事が失われると言ったことを危惧している人も少なくない。もっとも技術革新によって新しい仕事が生まれたり、逆に失われたりといったことはあり、別にAIが生まれたから危惧す […]

AI時代に「頭がいい」とはどういうことか

AIの技術進化は著しくあり、今となってはIoTなど身近な所で使われるようになった。機械が意志を持つわけではないのだが、学習能力を高め、機械が考え出すようにあったのだという。AIの台頭により、人間の思考は用済みになったイメージを持たれるかもしれないのだが、人間でしかできないことはまだたくさんあると言える。またAIが使われる時代において、人間として「頭がいい」ことは必要なことであるのだが、その定義は変 […]

僕はロボットごしの君に恋をする

舞台は「近未来」といえるのかもしれない。そのような舞台になると、ロボットの技術はどうなっていくのだろうと思ったのだが、そのロボット開発と狂気が入り交じっているようであった。しかしながら狂気といいながらも、戦争を起こす、あるいは暴走を起こすといったグロテスクな展開になるのが多くある。本書もその例外に漏れずテロや暴走といった要素もある。 その一方で「思う人を守る」といった要素もあり、口悪く言うと「ベタ […]

医の希望

技術革新があるように医療の現場もまた進化をする。その進化の在り方は医療にとっても、良いものとなっているのかもしれないのだが、「進化」の背景には長らく残っていた医療にまつわる問題や課題があり、それを解決するための糸口がある。その糸口を見つけることこそ、「希望」があり、その希望はどのようなものなのか、医療の進化と共に取り上げている。 Ⅰ.「革新技術を医に活用する」 「革新技術」とひとえに言っても、医療 […]

未来のためのあたたかい思考法

本書はタイトルから見ても異色であるのだが、その中身もまた「異色」である。どのように異色なのかというとタイトルからする「あたたかい」と銘打っていること、そしてその本質には技術やAIとは異なった人間味があることにある。 本書の話に入る。本書は変わる世界に対して技術はどのような未来があるのか、そしてそれに対して「思考」はどのようにして変わってくるのか、そのことについて取り上げている。 第01章「あたたか […]

AI現場力 「和ノベーション」で圧倒的に強くなる

あけましておめでとうございます。 本年も「蔵前トラックⅢ」をどうぞよろしくお願いいたします。 新年最初の書評はこの本からです。 昨今ではAIの技術が目覚ましくある。それと共にIoTと呼ばれる色々なもののインターネット化も進行しつつある。その技術の導入によって悲観的な見方をしている論者も少なくないのだが、著者はその技術を取り入れ、日本ならではのイノベーション、いわゆる「和ノベーション」を行うことがで […]

AIのある家族計画

AIの技術は日進月歩の如く進化しており、ついに私たちの生活の中にも入りつつある。もっとも本書のタイトルにあるような「家族計画」は、あくまでフィクションではあるにせよ、現実味を帯びている面も拭えない。 SF要素が満点の作品でありつつも、現在の状況も重ね合わせており、SFならではの現実とのかけ離れがそれ程感じないのも本書の特徴である。今から数十年後っぽく描かれているようだが、実際には数年後にできそうな […]

シンギュラリティは近い 人類が生命を超越するとき

「シンギュラリティ」とは、日本語で「技術的特異点」であり、 「未来学上の概念の一つ。端的に言えば、再帰的に改良され、指数関数的に高度化する人工知能により、技術が持つ問題解決能力が指数関数的に高度化することで、(頭脳が機械的に強化されていない)人類に代わって、人工知能やポストヒューマンが文明の進歩の主役に躍り出る時点の事である」(Wikipediaより) とある。いわゆる未来に向けて進化を続けていく […]