日本史 英語と日本軍 知られざる外国語教育史 英語教育は今でこそ小学校でも行われるようになったのだが、戦前の頃も学校教育の中で英語教育は存在していた。特に陸海軍については諸外国との戦争や交渉などもあってか、外国語教育は必ずといってもいいほど行われていた。その外国語教育の創設から戦争、そ... 2019.08.04 日本史書評
国内 図説 日本のメディア 「日本のメディア」にも今となっては多岐にわたるのだが、メインとなっているのは、新聞・雑誌・テレビが中心となっている。さらに新興としてインターネットなどが挙げられる。もちろん広告にしても一種の「メディア」であり、メディアとひとえに言ってもニュ... 2018.08.19 国内書評
国内政治 日本とフランス 「官僚国家」の戦後史 常々日本は「官僚国家」ともいわれている。そもそも官僚が生まれたのは山縣有朋が政治の実権を握った時代からそのようになっている。もっともフランスにも形は違えど、日本に似ている官僚国家である。その官僚国家はいかにして形成づけられ、それぞれの国にお... 2017.06.23 国内政治国際政治書評
国内政治 権力移行―何が政治を安定させるのか 「権力」は未来永劫、同じ所にあるわけではない。日本の政治でも民主党や自民党が政権交代したように権力は年が経つにつれて「移行」してしまう。 本書は日本の政権がどのように「移行」して行ったのか、そしてこれから政権交代はどのように変化をするのか、... 2014.02.03 国内政治書評
地学・天文学 森林飽和―国土の変貌を考える 森林破壊が著しく、それが環境破壊の象徴といわれている。その対策の一つとして「植林」をする事によってもとの緑の森に戻そうとする働きかけも多い。 しかしその「植林」が森林破壊とはまた違った「環境破壊」を被るのだという。本書ではその緑化に対する「... 2012.09.12 地学・天文学書評
国際政治 中東 新秩序の形成―「アラブの春」を超えて 中東諸国では長らく独裁政治により、様々な「自由」が束縛されていった。むしろ「恐怖政治」と呼ばれるがごとく国民は恐怖に怯えつつ、度重なる政策によって疲弊しつつしていった。 その不満や憤懣がたまりにたまり、2011年1月、エジプトを発端とした大... 2012.08.27 国際政治書評
書評 寿命論―細胞から「生命」を考える 人間にも例外がないように、動物・植物などありとあらゆる「生きる」ものには「寿命」が存在する。しかし生物によってはわずか数秒で寿命を迎えたり、あるいは「鶴は千年、亀は万年」という言葉の如く長生きする。 本書は「細胞」という観点から寿命のメカニ... 2011.01.21 書評生物学
国際 ネパール王制解体―国王と民衆の確執が生んだマオイスト 先進国では「民主主義」の国家が当たり前の如くある。とはいえ中国の様に共産党独裁政治を張っている国もあれば、一党、もしくは個人のみの独裁国家というのは世界でおよそ100ヶ国も存在する。それらは発展途上の小さな国家であり、独裁政治の中で苦しめら... 2010.05.05 国際書評
書評 百人一首の歴史学 皆さんは「百人一首」というのをやったことがあるか。 私は小学校の時に友人がもってきて、それでやったのだが、とる札が木でできており、しかも達筆なので下の句がなかなか読めず、お手つきを数え切れないほどやったことについて本書を読んで思い出した。良... 2009.12.10 書評民俗・風評
国内 メディア危機 突然だが、皆さんは新聞やTVやインターネットなどのメディアに対してどのように向き合っているのだろうか。私はTVはほとんど見ず、新聞も定期購読はしていない(時々日経を買って読んでいるという位である)。ニュースなどの情報ソースはほとんどインター... 2009.07.17 国内書評