書評 塩の文明誌―人と環境をめぐる5000年 皆さんは「塩」についてどのようなイメージを持っているのだろうか。 良いイメージだとすれば「生命の源」「海」「ミネラルの宝庫」というのがある。 反対に悪いイメージだとすれば「高血圧の元」「摂り過ぎ注意の物」というのがある。 良くも悪くも「塩」... 2009.07.08 書評民俗・風評
宗教 目覚めよ仏教!―ダライ・ラマとの対話 今年の春ごろにチベット動乱があったのだが、この時と北京オリンピックの最中にダライ・ラマ猊下が会見される回数が増えてきた。チベット仏教にとっても今非常に深刻な状況に陥っており、チベット仏教が根絶されるのではないかという声さえも聞こえ始めた。と... 2008.10.30 宗教書評
国防・軍事 反空爆の思想 「空爆は戦争終結を早め、死傷者の数を少なくする」 本書のカバー裏にこう書かれている。ちなみにこれ爆弾を投下する側の人間の論理である。簡単にいえばアメリカの論理といっても差支えない。実際この論理はそうかと考えると大空襲により多くの尊い命を失っ... 2008.08.31 国防・軍事書評
国内政治 自治体破産―再生の鍵は何か 2006年6月北海道夕張市が財政再建団体の申請を表明した。観光政策等に失敗し、多額の赤字を抱えてしまったという。そして赤字隠しも発覚しその額は数年分にもなる。しかしその赤字予備軍と言うのは全国各地にあり、特に熱海市や大阪府では財政危機宣言を... 2008.07.29 国内政治書評