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PHP新書

自分で考える社員のつくり方

「自分で考えなさい」といわれていてもどのように考えたらよいのかわからないことがある。それは私自身も仕事において何度も経験している。それは「考え方」のパターンを学ぶ機会が少ないこと、そして仕事においても考えることのできる機会が機械にとられてしまい「思考停止」に陥ってしまったといえばそれまでになってしまうが、ともあれ「自分の頭で考える機会」が少なくなったのは事実なのかもしれない。 本書は機会やコンピュ […]

ラクして成果が上がる理系的仕事術

「一生モノの勉強法」がベストセラーとなった京大大学院教授である鎌田氏であるが、元々理系に関する本も出しており、本書が鎌田氏におけるビジネス書のはしりの一つと言える。一昔前までは「理系」というと変人やオタクの集まりと言われ、忌み嫌われる存在であったのだが、ビジネスにおいて論理などが問われ始めてから「理系アタマ」の重要性が認知され始めた。その一方で大学の理系出願数が全体の受験数以上に現象の幅が大きい。 […]

頭がよくなる照明術

普段当たり前にある照明も、照明の形、色、強さによって趣や受ける人の気持ちが変わってくる。人間にある感情や音楽と同じくして、照明にもTPOが存在する。本書はいかにもビジネス所のようなタイトルであるが、照明の重要性というのがよくわかる一冊である。これから照明器具を買おうとする人にとっては絶好の一冊である。 私事であるが、私の父方の祖父はずっと公共施設にて照明を管理する仕事に就いていた。血筋なのだろうか […]

お役所バッシングはやめられない

日本ではTV番組に限らず、新聞や雑誌などで政府に刈らず様々な分野で「バッシング」というのが横行している。それが建設的であればやってもいいのだが、ある種メディアの自己満足や大将の首をとったような態度の用に見えて気持ち悪く感じる。私は新聞でもインターネットでニュースを観ているのだがバッシングばかりで逆に飽きられているのではと感じてしまう。 本書は役所バッシングに関しての本であるが、「バッシングリテラシ […]

世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵

幕末はまさに「激動」とも呼ばれていた時代とも言え、既存の概念、幕府などが崩壊されていく中で志士たちの活躍が目立った。欧米列強がアジア大陸へと侵攻していく中で日本はどうあるべきかを常に問われ続けた時代と言える。 一昨年に起こった「リーマン・ショック」を発端に元来あった資本主義の概念が崩壊され、「Free」などの新たな概念が想像していくのにもにている。その中で日本でも、昨年の8月に行われた衆議院総選挙 […]

心はなぜ不自由なのか

人の「自由」と「不自由」というのはいろいろな場で実感するものである。本書では人間の中にある羞恥心、取調室や冤罪における「自由」とは何か、心理学的にみた「自由」とは何かについて、2003年9月〜2004年7月に行われた「人間学アカデミー」での講義3回を一部改変して纏めたものである。 第一回講義「取調室のなかで「私」」 最近痴漢冤罪についても取り上げられているが「取り調べ」の可視化について警察自体も動 […]

岡本太郎

「芸術は爆発だ!」の名言や、1970年に行われた大阪万博の「太陽の塔」でも有名であり、日本を代表する画家としてなくなった今でも、人気は衰えていない。 ちょっとしたこぼれ話であるが、芸人から画家に転身したジミー大西が画家として尊敬している人物とされており、彼のアドバイスが後のジミー氏の作品に大きな影響を与えた。 岡本太郎の生涯はまさに「反逆」、そして「芸術家」ならではの生涯に満ちている印象である。本 […]

人生の醍醐味を落語で味わう

「落語」は江戸時代に能・狂言から派生してできたとされている。言葉と扇子・手拭いでもって人間味や情緒、滑稽さを言葉を使って表現するのだから日本語の可能性を見いだすことができ、なによりも面白い(泣きも笑いも含めて)。落語は言葉ばかりではなく、人生において大切なことがぎっしりと詰まっており、噺の数だけ面白さのパターンがある。本書の著者である童門冬二氏もまた落語に魅せられた一人であり、これまでも落語にまつ […]

テレビは見てはいけない

本書のタイトルを見て「ドキッ!」とした方はどれくらいいるのだろうか。 今の私は特別なこと(とはいっても「F1」くらいしかないのだが)以外はTVを観ない。TVを観るよりも本を読んだり、ネットサーフィンしたりしている方が好きだからである。もっともTVも最近はあまり面白い番組がないことも理由の一つとして挙げられるが。 ふと時間が空くと必ずTVを観るという人は今も昔も少なからずいるだろう。しかしTVは非常 […]

「萌え」の起源

今ではそれほど聞かないものの、日本のアニメは国内外問わず人気は根強く、独創的な画力と面白さに定評がある。その影響もあってか実写版では日本・ハリウッド問わずにリメイクされているなどアニメにおける可能性も広がり始めたと言えるが、あまりにリアル過ぎるのもアニメ好きの私としてはどうかと思う。 昨今では「萌え」を中心としたアニメも続々できてきており、その定義について哲学的に考察を行う本も出始めてきている。本 […]