書評 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか 表題からして何やら不思議な感じがしてならない。1965年を境に日本人は「キツネにだまされた」ということを口にしなくなったという。それを歴史学、歴史哲学的観点から考察していこうというのが本書である。 そもそも思ってみれば不思議な話である。昔は... 2008.08.05 書評民俗・風評