哲学 平和主義とは何か – 政治哲学で考える戦争と平和 平和を嫌う人はめったにいない。誰しも平和を尊いものと思っているのだが、「平和主義」となるとその本質は大きく変わってくる。そもそも平和主義となると戦力保持すら認めない論者もいれば、平和主義の思想だけで戦争は止められるというような論者までいるの... 2016.11.27 哲学書評
書評 残り全部バケーション 何ともハッピーなタイトルの一冊であるのだが、本書の主人公は「裏家業」をやる2人組である。「裏家業」というと全くと言ってもいいほど穏やかなものではないのだが、その2人組は何ともデコボコぶりがあり小気味良い展開であるのが良かった。 全体で五章に... 2016.11.26 書評青春
医学 腰・肩・ひざは「ふたりで」治す – 魔法のリセット・整体 「「ひねって」治す」の続編にあたる一冊であるが、前書はあくまで「トレーニング」が中心だったのだが、本書はトレーニングよりも「整体」といったことが中心となる。そのため「ふたりで」と銘打っている。本書は理設置をするための整体などの方法を伝授して... 2016.11.25 医学書評
医学 腰・肩・ひざは「ねじって」治す – 魔法のリセット・トレーニング 腰や肩、ひざはけっこうガタが来るようなことがある。もっとも肩は昔から凝ることが多く、そのことで疲れやすくなったり、あるいは動かなくなったりすることもあり、治そうにも治らない。そのことで本書を手に取ってみた。「ねじって」治すとあるのだが、具体... 2016.11.24 医学書評
書評 将棋界の不思議な仕組み プロ棋士という仕事 今、将棋界は良くも悪くも話題となっている。春には20代の新名人が誕生したり、さらにはスマホ疑惑まで生じたりするなど、様々なものがある。その様々なことが起こる将棋の世界、もとい将棋棋士の仕事とは一体どのようなものか、本書は現役のプロ棋士であり... 2016.11.23 書評芸能
書評 abさんご 本書は第148回芥川賞を受賞した作品である。もっと言うと史上最高齢で芥川賞を受賞した作者であり、作品である。しかし本書は中編でありながら、小説のあり方を大きく覆すような一冊である。 何が覆しているのかというと、本書には人を指すような「固有名... 2016.11.22 書評青春
書評 「結果」は自然に現れる! 結果が出ないという方も少なくない。最も自分自身も結果が出ずに苦しむようなことが何度もあった。その様な中で、結果をいかに現れるにはどうしたら良いか、どのような心構えを持ったらよいのか、そのことを取り上げているのが本書である。 第1章「“この現... 2016.11.21 書評自己啓発
戯曲・詩 エンジョイ・アワー・フリータイム 本書は小説というよりも「戯曲」と呼ばれる一冊である。戯曲というとドラマや演劇の台本のように描かれていることが多いのだが、本書は演劇の中でも現在の日本の労働環境を映し出しているような作品である。どのような作品なのかというと派遣社員やファミレス... 2016.11.20 戯曲・詩書評
国際政治 ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか ロシアは今となっては先進国の一つであり、大国の一つとしても挙げられるようになった。その挙げられるようになった要因として2000年からウラジミール・プーチンが大統領になってからのことである。そこでロシアはどのような変化を遂げていったのか、内政... 2016.11.19 国際政治書評
書評 西洋菓子店プティ・フール お菓子は俗に「嗜好品」と呼ばれており、無くても生きてはいけるものの、衣食住の幅をきかせるなかでは、なくてはならないものの一つでもある。またお菓子と言ってもスナック菓子はもちろんのこと、洋菓子・和菓子など大きなカテゴリーがあり、種類も豊富にあ... 2016.11.18 書評短編集