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しきたり

伯爵家のしきたり

しきたりを学び、会得することはどうしても必要なことである。特に日本人としてのマナーを学び、身につけることは日本人であるがゆえに必然的に求められる。 本書はその中でも「伯爵」と呼ばれる階級と呼ばれる人物が伯爵家ならではの礼儀作法をはじめとしたしきたりを紹介し、マナー向上を図る。 第一章「伯爵家の礼儀」 「礼儀作法」という四字熟語があるのだが、本来「礼儀」と「作法」は異なるものである。礼儀はその心構え […]

知っておきたい日本のしきたり

あけましておめでとうございます。 本年も「蔵前トラックⅢ」をよろしくお願いいたします。 新年一発目の本はこちらを取り上げます。 今日は元日である。中には「元旦」と言う方もいるのだが、「元旦」は初日の出など「元日の朝方」のことを表している。なぜそうなったかについては色々と調べてみると良いので、ここでは割愛する。 ちなみに本書はそういった正月の定義と言うよりも日本の「しきたり」とはいったいどのようなも […]

お座敷遊び~浅草花街 芸者の粋をどう愉しむか~

浅草で「遊び」というと色々と出てくるのだが、中には「お座敷遊び」と言うのも存在する。「お座敷」に近いもので言うと、京都の花街(上七軒、祇園甲部、祇園東、嶋原、先斗町、宮川町)や大阪の花街(北新地、南地(ミナミ)、堀江、新町)などの「お茶屋」において、食事をしながら芸妓を呼んで客に芸を披露したり、飲食をさせたりするのと似ている。(最も近いものとして「待合」というのが存在する) お座敷とお茶屋両方に存 […]

日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心

新年あけましておめでとうござます。 本年もよろしくお願いいたします。 2010年最初の書評は、正月や節分など様々な行事がなぜ行われているのか、日本独特のしきたりとはいったい何なのかについてです。 正月、節分、ひな祭り、端午の節句、お盆、お彼岸・・・ 行事を挙げるだけでも枚挙に暇がない。さらに地域ごとの行事を足すと、何倍にも何十倍にもなるだろう。しかし日本人はそういった「しきたり」と言うのを大事にし […]

江戸人のしきたり―日本橋、天麩羅、三社礼、寺子屋、歌舞伎、吉原…日本人の知恵と元気の源泉

江戸時代というと様々な文化が栄えた時代でもある。しかし鎖国状態であったため海外からの文化を取り入れるということではなく、日本独自に築き上げた文化であったため、幕末に外国からきた者たちは非常に珍しがり、かつ畏敬の念を払ったとも言われている。その江戸文化は落語の世界、とりわけ古典落語の世界から存在しているため、江戸文化というのはわりととっつきにくいというわけではない。本書はその中から江戸人のしきたりを […]