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バイオ

嘘と絶望の生命科学

本書が出版されたのは昨年の7月。この時期に起こったものとして「STAP細胞」をめぐる騒動が挙げられる。論文の掲載写真が別の実験から取ってきて貼り合わせたものであること、そして論文に大量のコピペがあったことが明らかになったという。その件で理研の管理体制が問題視されただけではなく、遺伝子・細胞研究の権威だった笹井芳樹京都大学再生医科学研究所教授が自殺する痛ましい出来事があった。その一連の出来事のみなら […]