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ローマ

ローマ史再考―なぜ「首都」コンスタンティノープルが生まれたのか

ローマの歴史は非常に長く、なおかつ議論も絶えない。古代ローマから遡ると紀元前753年の「王政ローマ」の建国から始まり、ローマ帝国が生まれ「パクス・ロマーナ」が起こり、やがて戦乱が続いて、帝国が東西に分裂し、オスマン帝国の攻撃で1453年に滅亡するまでとなるため、単純計算すると2206年となる。長く壮大な歴史はヨーロッパ大陸はもちろんのこと、アメリカにも影響を与えるなど、歴史的な観点でも重要な要素と […]

人生の短さについて

セネカはローマ帝国のユリウス・クラウディウス朝に生きた哲学者であり、政治家であった。セネカの生きた時代はちょうど紀元に当たる年であり、ちょうどローマ帝国が「パクス・ロマーナ」と呼ばれるほど覇権を手にしていた時である。 セネカはそのローマ帝国内で皇帝ネロのバックボーンとして活躍をしたが、晩年は様々な疑惑にかけられ引退の身となった。本書は政界から引退し、文筆業に精を出していた時に書かれた一冊である。同 […]

ガリア戦記

「ガリア戦記」は紀元前58年から約7年間、カエサルがガリア、今のいうところのドイツ、ベルギー、フランスなどに遠征し、征服をしたという一連の戦争である。この征服により、ローマの支配下における平和(パクス・ロマーナ)の礎となった戦争である。 本書はガリア戦争の中で指揮を執ったカエサルが7年間の戦争を自ら記録したものである。全8巻で構成されており、1巻1年のスパンで書き続けたものである。ちなみに本書はそ […]