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合戦

茶屋四郎次郎、伊賀を駆ける

茶屋四郎次郎という名は戦国時代から江戸時代にかけて3人存在した。戦国時代において活躍した方が初代、関ヶ原の戦いで活躍した方が二代目、江戸時代において特権商人として巨万の富を得た三代目といる。 ちなみに本書で取り上げている「茶屋四郎次郎」は初代であり、戦国時代において徳川家に仕えながら活躍を遂げてきた後に、呉服商に転身したエピソードを描いている。ちょうど本能寺の変に伴って国同士の戦いが激化していくな […]

敗者から見た関ヶ原合戦

1600年、徳川家康と石田三成との合戦が行われ、徳川氏による江戸時代の礎となった関ヶ原合戦。ちなみに徳川氏を「東軍」、石田氏を「西軍」となっている。よく関ヶ原合戦は徳川氏の「東軍」ばかりがスポットにあたるが(歴史的背景を考えたら仕方のないことだろう)、本書はその逆の「西軍」石田三成側にスポットを当てている。歴史的に検証を行ったうえで書かれている。ただしあくまで「石田三成側」、いわゆる「西軍」のこと […]