民俗学

書評

風呂と日本人

おそらく「風呂」という沐浴文化がある国は非常に少なく、日本はその一つにあるが、宗教性よりも、日課・レジャーの要素が多岐にわたる「風呂」文化があるのは日本ぐらいであろう。今となっては観光として温泉を愉しんだり、家庭でも戦闘、もしくは楽しみや癒...
日本

沖縄イメージを旅する

沖縄は「楽園」であると同時に米軍基地問題での中心地となっている。さらに沖縄戦の大きな傷跡もある。それにもかかわらず悲しさも見せずにおおらかである民族性はどこからきているのか、そしていかにして「楽園」となり得たのかを突き止めたのは本書である。...
書評

「捨て子」たちの民俗学

「捨て子」たちと書かれるとちょっとピンとこない。 しかしラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と柳田國男の2人の民族学者から見た、民俗学者共通の来歴と常人には考えられない衝動を手がかりとして著者の大塚英志氏が民俗学の根本と思考について考察している...
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