書評 ラブセメタリー 恋愛のカタチは人それぞれである。しかしながら恋愛のカタチは多様であるにしても、それに対して相容れることができない方々もいるかもしれない。本書はその中でもBL(ボーイズ・ラブ)の類に入る一冊である。 私自身はそういった小説は少数ながらも読んだ... 2019.03.19 書評青春
ミステリー 桜の咲かない季節 春は「桜」の季節と言われている。昨日の温かさから本州ではもうそろそろ見頃と言われているが、故郷の北海道ではゴールデンウィークが見頃と言われている。 そういった「桜」の季節になると花が咲くような出来事がある。「桜」に因むと大学合格の「サクラサ... 2015.03.18 ミステリー書評
書評 恋する狐 本書は狐などの物の怪が出てくるため怪異モノかと思ったら「恋する」というタイトルを冠している通り、怪異モノでありながら、恋愛・ハートフルの要素も盛り込まれた短編集である。 物の怪というと怖い印象を持ってしまうのだが、本書に出てくる物の怪はいず... 2014.09.08 書評短編集
書評 高く手を振る日 自らも老いて、妻に先立たれて、人生そのものの行き止まりに瀕していた男性が、大学時代の思い出の写真を見つける事から物語は始まる。大学時代と言ってももう50年ほど前の事であり、印象の強い子と意外は忘れ去られてもおかしくないのだが、その主人公は今... 2014.04.17 書評青春
書評 彼は二十一歳年下 最近では「熟年離婚」もある一方で「年の差婚」と言うものもある。1年か2年ほど前に男性芸能人が20歳~30歳ほど年下の女性と結婚したという話題があった。 本書はそういった報道の逆であり、女性が年上であるという話である。年の差婚の一つであるが、... 2013.07.04 書評青春
書評 ありえない恋 「恋」には色々な形がある。喜怒哀楽、移ろい、思い出、距離、時間と本書に表される「恋」を挙げてみてもきりがない。 本書は8組のカップルがそれぞれどのような恋をしたかを描いている。カバーイラストも含めた絵も含めても、まるで少女漫画を読んでいるか... 2011.07.27 書評短編集
哲学 うまくいかないのが恋 人は誰しも恋をしたこと、もしくは恋心をもったことがあるだろう。 私自身は何度か恋心を持ったり、相手がわから恋心を持たれたりしたことはあった。 でもそれから恋愛に発展したことは1度もなかった。 恋愛というのは難しい。 表題のとおり「うまくいか... 2008.12.09 哲学書評