書評 寄席の底ぢから ここ最近、ニュースで寄席の話が出てきた。それは東京都内で3回目の緊急事態宣言が出る直前に休業要請が出たのだが、「社会生活に必要なもの」と主張し応じず、通常通り続ける方針だったが、一転5月1日から休業することに踏み切った(12日に再開済み)。... 2021.05.18 書評芸能
書評 上方スピリッツ 昨年7月にお笑い芸人として史上初となるピースの又吉直樹が「火花」でもって芥川賞を受賞した。その「火花」の内容はざっくりと言うとお笑いを基軸にしている作品である。 その「お笑い」を基軸にした作品はいくつも存在しており、先日取り上げた「トマト・... 2016.03.14 書評青春
書評 笑いの日本文化―「烏滸の者」はどこへ消えたのか? 「笑い」というと日本では、落語・漫才・喜劇などが挙げられる。そう考えると日本文化には必ずと言っても良いほど「笑い」が根付いている。しかし本書は漫才や落語を取り上げている訳では無い。「烏滸(おこ:おろかなこと。ばか。たわけ。)の者」について取... 2015.01.29 書評芸能
哲学 人生最強の武器 笑い(ジョーク)の力――ユダヤ人の英知に学ぶ 「笑い」には様々な歴史が存在する。諸外国の文化には「ジョーク」が醸成されており、「英知」の塊として取り上げられることもある。 「笑い」の力は無限であるのだが、それはなぜ存在するのだろうか、そして「笑い」はどのような文化を形成づけたのだろうか... 2013.11.28 哲学書評
書評 笑う大英帝国―文化としてのユーモア イギリスは「紳士の国」と呼ばれているのだが、以外にも「パロディ」や「ジョーク」「ユーモア」にまみれた「笑いの国」だという。紳士的でありながら「ドライ」なイメージを持つ方も少なくないのだが、本書のように出てくる「ウィット感」は信じがたい、とい... 2013.10.24 書評民俗・風評
哲学 笑い ─ その意味と仕組み 人は誰しも「笑う」ということを行ったことはあるだろう。「笑い」と言うのにもいろいろな種類があり、口を開けて大きな声で笑うものや、唇の口角を上げるだけの「笑い」もある。どのような形でさえ「笑い」は「笑い」である。 人はどのような時に「笑う」と... 2012.07.02 哲学書評
書評 人に好かれる笑いの技術 「言葉」や「笑い」というのはメカニズムがわかりにくく、奥が深い。でも私たちの考えている以上に面白い物がある。いくら論理的に、かつ明快に話しても相手に伝わらない物もあれば、支離滅裂なトークでもものすごく面白いものまである。 その差はいったい何... 2010.11.16 書評自己啓発