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2010年5月1日

幻の北海道殖民軌道を訪ねる―還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ

「殖民軌道」という言葉はご存じだろうか。 北海道は江戸時代の後期、当時「蝦夷」と呼ばれていたとき、開拓のために敷設された特殊な交通機関、「鉄道もどき」とも呼ばれたものである。その「殖民軌道」は昭和47年に姿を消し、今やそれを知るものはごくわずかになってしまった。本書は還暦を迎えたサラリーマンが自転車のペダルを漕ぎながらかつて存在した「殖民軌道」を観て回るというものである。本書を観る限りでは釧路や根 […]