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2016年5月

デスマーチに追われるIT技術者が勉強せずに英語力を身につけてキャリアアップした方法

著者の鈴木様より献本御礼。 私自身は著者ほどではないものの、毎日終電まで働くような時期があった。そのような中でも読書は忘れておらず、書評も欠かさなかった。どんなに仕事が忙しくても、やりようによって変えることができれば、何にでも変わることができる。本書でもITでいう所の「デスマーチ」と呼ばれるような残業続きの状況でも英語を学び続け、キャリアアップを果たすことができたという。その考え方や行動の仕方を取 […]

400万人に愛される YouTuberのつくり方

YouTuberなる人物が数多くいるのだが、その中でも主だった人物としては本書の著者の一人であるHIKAKIN、さらにははじめしゃちょーやマックスむらい、SEIKINや佐々木あさひなど挙げるだけでもきりがない。そのようなYouTuberになりたいという子供も数多くおり、専門学校でもYouTuber養成のコースができたとかできないとかある。 そういったYouTuberはどのようにして生まれたのか、H […]

年金は本当にもらえるのか?

年金は現時点で国民誰もが加入する義務であり、なおかつ働き盛りの世代は毎月のように支払わされるものである。そしてある程度の年齢を過ぎたら、国民・厚生・共済と金額は異なるものの、毎月のように年金を受け取ることができる制度である。 しかし高齢化社会に伴い、高齢者の増加と働き盛り世代の人口が減少するなど、働き盛り世代の負担が増え、逆に高齢者はもらえる年金が減少している。極端に言うともらえないのではないかと […]

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち

年収が高ければよいというものではない。だからと言って年収が少ないと生活が立ち行かなくなってしまう。そのためにも年収は必要になってくるのだが、本書はただ年収が高ければ良いというわけではなく、その年収をいかにして使い、お金を増やしていくか、というよりも「殖やしていく」といった方が正しいのかもしれない。それだけ本書はお金をどのように「使う」、もしくは「殖やす」と言ったことにフォーカスをしている。 Cha […]

「学問」はこんなにおもしろい!―憲法・経済・商い・ウナギ

社会人には「教養」が必要だということはいろいろな本や雑誌で取り上げられており、私自身もその通りだと思うのだが、実際どのようにして教養を身につけたら良いのかわからない方も多いし、もっと言うと教養を身につけるのは難しいのではと考えている人もいるように思えてならない。本書はそういった方々、特に後者のことを思っている方々のために教養を身につけること、そして教養そのものの面白さについて各先生の観点・学問から […]

つらい時は「やってらんな~い」って叫べばいいのよ

あなたはいつ・どこで「つらい」と思ったことはあるのだろうか。私の場合は四六時中「つらい」ような場面に出会ったことがあり、実感として思ったことも幾度となくある。そのような時にこそ気合を入れて前に進むことにしているのだが、そういったことでさえもおっくうに思ってしまうこともある。しかし本書の著者はそういう時にこそ「やってらんな~い」と言う風に叫べばよいのだという。本書ではその理由とともに、恋愛・仕事・生 […]

科学の困ったウラ事情

科学に関する研究は進んでいるものの、不正や捏造といったことがあり、危機に瀕しているという。有名なものとして今から2年前に起こったSTAP細胞のデータ改ざんによる事件があった。ほかにも科学にまつわる事件や危機について取り上げているのが本書である。 Ⅰ.「危機に瀕する科学」 冒頭にも書いたように今、科学研究の現場は危機に瀕しているという。その理由として研究不正もあるのだが、もっと肝心なものとして「実用 […]

ジョン万次郎に学ぶ 日本人の強さ

ジョン万次郎、本名中濱万次郎は幕末における開国に関して欠かすことのできない自分物の一人として挙げられる。しかし第1章でも語られるように万次郎は、元々は漁師の息子だった。その万次郎がなぜ漂流し、アメリカへ渡り、そして開国の役割の一端を担ったのか、そのことについて取り上げている。 第1章「出漁そして漂流」 冒頭にも述べたように万次郎は現在でいう所の高知県で漁師の子として生まれた。当初万次郎は父の漁師の […]

ランチのアッコちゃん

地味な派遣社員がプライベートな出来事で落ち込んでしまい、仕事も身が入らなくなり、さらには食欲も無くなってしまった。そこへ同じ女性ではあるものの、雲の上の存在として知られる通称「アッコさん」から指令を受けるようになる。 しかしその指令は型破りというか、なんとも「不思議」という言葉がよく似合うようなものだったのだが、その指令をこなしていくうちに、「アッコさん」の秘められた思いと願い、そして気遣いが表れ […]

理系に学ぶ

ダイヤモンド社様より献本御礼。 私自身は文系出身であるため、理系がどのような頭なのかわからない。ただ、ビジネス書の中には「理系」であることの重要性を説いた本が存在する。それだけ理系は注目されているといえる。しかしその理系からどのようなことを学んだらよいのかわからない人も多い。そこで本書である。本書はトップを走る理系の方々をインタビューしている。 理系001「養老孟司」 「バカの壁」で大ベストセラー […]