DAY

2016年6月24日

「徳」の教育論

戦前の日本の教育には「修身」の授業があった。日本人とは何か、礼儀作法とは何かといった日本人として生きていくうえで大切なことを学ぶものだったが、大東亜戦争後は「道徳」という科目に取って代わった。その道徳は人間としての在り方、モラルの在り方を学ぶような科目の印象だが、そもそも道徳の本質とは何か、具体的に何を教えていくのか、不明点が多かったと言える。そのような中で道徳はどうあるべきなのか教育論の観点から […]