書評 エピジェネティクス――新しい生命像をえがく エピジェネティクスとは、 「DNA 一次配列の変化ではなく,ヒストンのアセチル化,DNA のメチル化などの細胞内部の分子的機構により,可変的に遺伝子情報の発現が制御される機構」(「大辞林 第三版」より) とあるが、文字通りでは理解できないと... 2016.01.16 書評生物学
仕事術 凡人でもエリートに勝てる人生の戦い方。 どこにでも「エリート」はいるのだが、そのエリートばかりが勝つように、勝負の世界はつくられていない。凡人でもエリートに勝てる要素は必ずと言っても良いほど存在する。 本書は元電通マンが弱小だった地方の高校ラグビー部をわずか3年で花園に導いたのだ... 2016.01.15 仕事術書評
医学 イメージ脳 人には誰にでもイメージ(想像)をすることができる動物である。そのイメージは右脳から来ていることはほぼ誰にでも知っているような話であるのだが、具体的に脳のどの器官から人はイメージするのかはわからない。本書はそのことを解き明かすのと同時に、イメ... 2016.01.14 医学書評
戯曲・詩 詩の寺子屋 学校の国語の授業などで「詩」を読むことがある方も多いようだが、実際に「詩」はどうやって書いたら良いのかわからない方も多いことだろう。しかし著者に言わせたら、 「詩を書くことは、難しいことではありません」(p.iiiより) なのだという。ある... 2016.01.13 戯曲・詩書評
書評 スープの歴史 今日は東京都心でも初雪が観測されたという。また今日以降も厳しい寒さが続くのだとも言う。その寒い時には必ずと言っても良いほど暖かいものが欲しくなる。特に食事や間食の時にはスープが恋しくなってしまう。食事でも時々食べられるスープ、日本ではインス... 2016.01.12 書評民俗・風評
仕事術 日本人には教えなかった外国人トップの「すごい仕事術」 世界中で活躍しているトップの方々はどのように仕事をしているか、それについて興味が沸いてきた。外国人トップの中には日本でも活躍をしている方も少なくなく、その方の仕事術を学びたいという人もいる。本書はそういった外国人トップたちの仕事について対談... 2016.01.11 仕事術書評
書評 図説 朝食の歴史 朝食というと1日の始めとして重要な儀式であり、なおかつ、1日のスタートダッシュをかけたい時には欠かせないものである。もちろん「食」であるため、生きるためにも必要な「食」を朝に行うことも挙げられる。朝食と言うと、あなたはどのようなものを食べる... 2016.01.10 書評民俗・風評
書評 瞽女うた 瞽女(ごぜ)とは、 「盲目の門付(かどづけ)女芸人。鼓・琵琶などを用いて語り物を語ったが,江戸時代以降,三味線の弾き語りをするようになった」(「大辞林 第三版」より) とある。最近では全くと言ってもいいほど存在しなくなったのだが、かつては新... 2016.01.09 書評音楽
書評 タックス・イーター――消えていく税金 先日、税における経済の思想史について取り上げた。今回は税にまつわるところで、ちょっと良からぬ話について取り上げた一冊を紹介する。本書はどのようなものなのかというと、「タックス・イーター」と呼ばれる税を食い物にするような人々の実態とその対策に... 2016.01.08 書評経済学・概論
日本史 テキヤはどこからやってくるのか?―露店商いの近現代を辿る 「テキヤ(的屋)」とは、 「祭礼時の寺社の境内や参道、また各地方の祭りの際に、簡易の屋台を出して食品や玩具などを売る商人のこと。的屋の他に香具師(やし)・街商・大道商人・露店商といった呼び方もある。的屋が取り扱った物は金魚すくい、綿菓子、リ... 2016.01.07 日本史書評