日本史

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耳鼻削ぎの日本史

おそらく本書はTVなどで取り上げることができない一冊と言える。タイトルからして非常にグロテスクなものになると言っても過言ではない。しかしながら歴史の中にはそういったことが行われた史実が残されているため避けて通れないものと言える。しかしこう一...
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愛と暴力の戦後とその後

「愛と暴力」という言葉を聞くと後者は戦後の一時代の中で出てきた産物としても挙げられる。しかし「愛」はどこにあるのかというとなかなか難しい。そもそもその両者の言葉には戦後の歴史を紐解いてみると関連付けられるものがある。その関連付けるものはどの...
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宮中からみる日本近代史

歴史は様々な角度から見ると異なる観点が出てくる。その観点が増えるほど、より複眼的に歴史を鑑みることができるようになる。特に最近の歴史に関しては史料などの記録も多くなっていることによってより細かく、多角的に分析しやすくなっている。 本書はその...
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江戸「捕物帳」の世界

捕物帳(とりものちょう)とは、 「江戸時代、目明しなどが、捕物について記した覚え書」(「広辞苑 第六版」より) とある。いわゆる警察の立場であるのだが、そういった大衆作品は多く、特に話題となっているものとして長らく二代目中村吉右衛門が主演を...
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「広辞苑」の罠 歪められた近現代史

広辞苑というと辞書の中でも最も有名なものの一つで、近現代にまつわる単語が収録されており、単語を多くほしい私にとっても重宝しているものである。もっとも当ブログにて単語を取り上げる際にもたいがいは大辞林のほかに広辞苑から取ってくることが多い。 ...
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百姓たちの水資源戦争―江戸時代の水争いを追う

環境問題を考えていくうえで行きつくところの一つとして「食糧戦争」と、もう一つは淡水を争う「水戦争」がある。特に水資源を巡っては海外の企業が諸外国の土地を買い占めるといったことが起こっており、日本でも同じように起こっている。 本書の話に移るの...
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考古学の挑戦――地中に問いかける歴史学

私自身散歩をしてみると「埋蔵発掘作業により~」というような注意書きをみることがある。結局のところ駐車場や建物を建てるための工事の前段階なのかもしれないが、そういった注意書きを見ると、まだ自分の街には歴史的なものがあるのかと思ってしまう。 本...
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近代部落史-明治から現代まで

「部落差別」は書籍でも伝えられているのだが、メディアではそれほど多く報じられない。その理由として「差別」に関してメディアは敏感であり、それでいて拒否反応を示すことにより、タブー視されているからである。しかし部落差別を含め部落そのものの歴史は...
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死刑執行人の日本史―歴史社会学からの接近

日本の刑法上、死刑は存在しており、年に何回かは死刑執行が行われる。ちなみに死刑執行の最終承認者は法務大臣であり、そのサインでもって死刑が執行されるという。そのサインをしたことにより、ニュースになることがあり、そのたびに死刑廃止論者が批判をす...
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子どもと貧困の戦後史

「貧困」は長きにわたる歴史の中で自然に存在したことである。それは身分もあれば、災害や戦争といった大きなことから、ひょんなことで貧困に陥ってしまうような事例も存在する。その中でも本書は「子ども」にフォーカスを当てて、戦後間もない時から子どもは...
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