日本史 知覧からの手紙 「知覧」 鹿児島にある年なのだが、ここには大東亜戦争の中でも「特攻」の記念館があるところでもある。その名も「知覧特攻記念会館」。特攻のために飛び立った兵士たちが家族や恋人、祖国・日本のためにあてた手紙や遺品、遺影、戦闘機と言ったものが展示さ... 2009.07.16 日本史書評
世界史 麻薬とは何か―「禁断の果実」五千年史 また大麻所持事件が起こった。 大麻に関する事件は去年・今年だけでもTVやインターネットニュースにおいてみない日と言うのが珍しいくらいにまでなった。大麻については覚せい剤と同じく精神に異常をきたす「ドラッグ」として扱われ、法律では「大麻取締法... 2009.07.03 世界史書評
世界史 ドイツ現代史の正しい見方 ドイツにまつわる歴史について様々な議論があり、日本における「歴史認識問題」とほぼ似ているような状況にある。第二次世界大戦が終焉して今年で64年を迎える今、20世紀のドイツの歴史についてどのようなものであったか、ドイツを代表する歴史著述家、セ... 2009.07.03 世界史書評
日本人 広告と生きる―私の履歴書 本書は2008年8月1日〜31日まで日本経済新聞において連載した「私の履歴書」を加筆したものである。 電通を一筋55年勤めあげ、広告とともに生きている著者による回顧録である。55年もの間広告をどのようにみてきたのだろうか、電通マンとしてどの... 2009.07.02 日本人書評
日本人 スーパーセールス姉妹 知栄と佳栄―「母」から受け継いだ豊かなこころ 先週金曜日のセミナーにおいて、祐川京子氏から献本御礼。 巷では本書はすごい反響を呼んでいるようである。ちなみに本書では保険営業で30年連続営業日本一の母をもつ娘2人の一冊である。その娘2人もかたや4万人いる営業職員の中で9年連続全国1位(本... 2009.06.22 日本人書評
日本 人は何を旅してきたか 「旅」というと自分自身憧れを感じることがある。 行ってみたいところがあるとすると、 ・野山獄跡、松下村塾(山口県萩市) ・殉国七士廟(愛知県) ・知覧特攻平和会館(鹿児島県) 他にもいろいろあるが、時期が来れば旅をしようと考えている(その前... 2009.06.21 日本書評
外国人 ガリア戦記 「ガリア戦記」は紀元前58年から約7年間、カエサルがガリア、今のいうところのドイツ、ベルギー、フランスなどに遠征し、征服をしたという一連の戦争である。この征服により、ローマの支配下における平和(パクス・ロマーナ)の礎となった戦争である。 本... 2009.06.03 外国人書評
日本史 対論・異色昭和史 2009年4月、ジャーナリストの上坂冬子氏が肝不全のため亡くなった。78歳である。 上坂氏といえば三宅久之氏、櫻井よしこ氏と並ぶ保守派の大論客といわれており、とりわけ今も紛糾している北方領土問題には積極的に提言をする論客である。その姿勢はも... 2009.06.02 日本史書評
日本史 菊の御紋章と火炎ビン―「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」が燃えた「昭和50年」 「ひめゆりの塔」というと沖縄戦、とりわけ終戦前の激戦地、さらには日本領土の数少ない戦場でもあった。その中での戦争の悲しみやいざこざが起き、今でも歴史認識問題により、大江健三郎の「沖縄ノート」問題、「戦陣訓」の一文を守り通すための自殺の強要と... 2009.05.30 日本史書評
日本史 おふくろとお母さん -古今東西 母にまつわる物語- 本当だったら、本書は5月10日に紹介すべきだった。 本書を手に入れたのがちょうど昨日。あまりにも遅すぎた「母の日」にまつわる本の紹介。悔やまれる…。とはいっても来年に延ばそうかというとそうにはいかないもので、結局今回紹介することとなった。 ... 2009.05.18 日本史書評