書評

書評

乳豚ロック

「ロック」と言えば今年「ロックンロールボス」と称される矢沢永吉が還暦を迎えた。還暦を記念して様々なロックフェスに参加したり、ライブに参加したりと還暦を感じさせない、むしろ還暦を喜ぶかのように、YAZAWAロックを邁進している。 「ロック」と...
仕事術

一瞬で相手の心をつかむ「声」のつくり方

ビジネスの場では他愛のないコミュニケーションや会社の命運をかけるようなプレゼンテーションなど「声」を出さない日はほとんどないほどである。私が働いているIT業界でさえでも、である。声色やイントネーション一つで相手に対する印象が変わると言っても...
国内

アエラ族の憂鬱

「AERA」はバリバリに働くキャリアウーマン(バリキャリ)のためのオピニオン誌である。一部の人にはこの雑誌を「女尊男卑」というひともいるが。 本書は「戦後最長の好景気」とも呼ばれる時期に活躍した雑誌「AERA」の功罪について迫っている。 第...
スポンサーリンク
哲学

人生の短さについて

セネカはローマ帝国のユリウス・クラウディウス朝に生きた哲学者であり、政治家であった。セネカの生きた時代はちょうど紀元に当たる年であり、ちょうどローマ帝国が「パクス・ロマーナ」と呼ばれるほど覇権を手にしていた時である。 セネカはそのローマ帝国...
書評

大事なことはすべて記録しなさい

「記録」は様々な場で重要な効果を発揮する。 例えば資料を研究する時、ビジネスの場での参考資料、アイデアの材料、さらには事件の証拠など、過去のものであるが、そこから未来の物を創るためには記録は欠かせないものである。 記録のノウハウであれば様々...
書評

中島敦「山月記伝説」の真実

中学か高校の国語の授業でおなじみの「山月記」。私は高校の時に山月記に出会い、テストの向けて暗記をするほど何度も読み返していた事を昨日の事のように覚えている。 その著者である中島敦はそれほど有名にならず33歳の短い生涯に幕を下ろした。 中島敦...
書評

仕事と日本人

近年は労働基準法の改正や「ワーク・ライフ・バランス」が提唱されたことにより、若干ではあるが日本人の平均労働時間は減少しつつある。しかし、それでも過酷な残業やサービス残業というのは後を絶たない。労働状況というのもあるが、自ら進んで残業をやる、...
国内

テレビは見てはいけない

本書のタイトルを見て「ドキッ!」とした方はどれくらいいるのだろうか。 今の私は特別なこと(とはいっても「F1」くらいしかないのだが)以外はTVを観ない。TVを観るよりも本を読んだり、ネットサーフィンしたりしている方が好きだからである。もっと...
国内

マスメディア 再生への戦略

当ブログでは新聞やTVなどのマスメディア批判や考察を扱っている本を書評したことが何度もある。私自身はどうかというとTVはそれほど見ず、新聞もほとんど見ない。ニュースはインターネットで事足り、わからない情報、もう少し深く掘り下げたいものであれ...
医学

三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか

本書の著者である左門様より献本御礼。 ミシュランガイドの日本語版が2007年に初めて発売されてから、今年で早くも3回目である。今年は何やら大阪・京都バージョンも発売されるのだが、はたしてどのように格付けされているのか、ミシュランガイドを観た...
スポンサーリンク