地理

日本

ご当地バカ百景 ウワサの物産展

ご当地では他の地域には考えられない「常識」というものがあり、よそから来た人からしたら「バカ」呼ばわりされるようなものまで存在する。47都道府県でしかわからないようなモノ・コト・考えに至るまで網羅されている一冊である。 私の出身地は北海道旭川...
書評

観光人類学の挑戦―「新しい地球」の生き方

学問で「観光学」や「人類学」というのはあるものだが、本書のタイトルにある「観光人類学」というのは初めて聞く。本書はこの「観光人類学」とは一体何なのかというのを述べつつ、「観光」における地球人としての生き方を考察していっている。 第1章「「新...
日本

品川に100人のおばちゃん見ーっけ!―みんなで子育てまちづくり

東京都品川区にあるふれあいの家「おばちゃんち」ついて迫っている。この頃少子化や孤立化によって地域コミュニティが珍しくなっている。本書ではこの品川区において子供や趣味によってそれらのつながりを持つ人たちにスポットを当てている。 第1章「人が人...
日本

図説吉原入門

当ブログは「蔵前トラックⅡ」であるが、落語の演目から取っているため、今回の書評は落語の演目にある吉原について紹介する。 落語の世界でも「吉原」は多く扱われており、「明烏」「お見立て」「紺屋高尾」がその最たる例である。その吉原は現在の台東区千...
日本

沖縄イメージを旅する

沖縄は「楽園」であると同時に米軍基地問題での中心地となっている。さらに沖縄戦の大きな傷跡もある。それにもかかわらず悲しさも見せずにおおらかである民族性はどこからきているのか、そしていかにして「楽園」となり得たのかを突き止めたのは本書である。...
書評

ブータンに魅せられて

普通の国では豊かさの尺度としてGDP(国内総生産)を用いている。しかしブータンは違っていてGNH(国民総幸福)を国王が提唱し、用いている。ブータンは経済発展は著しいが、その中で降伏によって国を豊かにするという物差しに使うのは非常に珍しい、と...
書評

新しい中国古い大国

本書は中国のこと、細かくいえば歴史、文化、政治観、料理や嗜好などについて事細かく書かれている。ここのところは申し分ないほどよくできていた。中国はどのように政治観の根幹を気付きどのように文化、料理、嗜好品が形成されていたのかというのが非常にわ...
日本

築地で食べる 場内・場外・”裏”築地

築地の食について完全に網羅されている本。まぁ著者が築地王であるため当然といえば当然と言うしかないか。事実築地も観光客が多いためその人たち向けの飲食屋は多いが外れが多いというのがオチだという。著者は初めて来た人でも騙されないようにあたりの店を...
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