宗教

日本人

坊主失格

著者は僧侶の立場としてビジネスや人生において大切なことを仏教としてどうあればよいのかを示した本を多数上梓している方である。 その著者が僧侶になる以前の時代は、現在から見ても「とても」考えられないほど「渇望」「煩悩」「暴走」「狂気」といったネ...
宗教

道教の世界

「道教」は聞いたことはあるのだが、いざこれは宗教なのか、というと首を傾げてしまう。ちょっと調べてみると、 「中国固有の宗教。儒・仏と並ぶ三教の一。不老長生をめざす神仙術と原始的な民間宗教が結合し、老荘思想と仏教を取り入れて形成されたもの。後...
宗教

利他主義と宗教

先日「利他のすすめ」という本を読み、評した。 元々「利他」の精神は仏教からきているものであるが、企業にとって大事なことになりつつある。東日本大震災が起こってその精神はよりいっそう強いものとなった。 本来仏教にある「利他主義」だが、本書はその...
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書評

カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン―神の食べ物の不思議

今日2月14日はバレンタインデーである。女性は本命の男性には「本命チョコ」を、そうでない男性に対しては「義理チョコ」を送る習慣となっているが、最近では女性同士、男性同士、もしくは男性から女性にチョコを送ることも珍しくなくなっている。 そもそ...
書評

預言

本書を紹介する前に、「予言」と「預言」の2つの言葉の違いを紹介したい。 「予言」・・・未来の物事を予測して言うこと。また、その言葉。 「預言」・・・キリスト教で、神託を聴いたと自覚する者が語る神の意志の解釈と予告。また、それを語ること。(い...
書評

「お墓」の誕生―死者祭祀の民俗誌

今年の初めから「墓マイラー」と言う言葉が誕生し、様々なお墓案内の本が出版された。とりわけ有名人のお墓巡り、あるいはユニークなお墓巡りに関する物が多かったように思える。 このブームに関して少し疑問になった所がある。それは数年前に「千の風になっ...
宗教

一日一生

仏教天台宗の総本山延暦寺。厳然と聳え立つ寺は日本仏教の中で最も修行の厳しい寺としても知られている。とりわけ「千日回峯行」は「過酷」という言葉だけでは言い表せられないほどであり、しかも失敗したらその場で自害をしなければいけない決まりとなってい...
宗教

日本人の愛した色

色というのは不思議なものである。動物が生活をしていく上で最も扱いやすく、最も喩えられやすい。 本書のタイトルは「日本人の愛した色」であるが、もともと日本の文化は「視覚」によって築かれた文化であるだけに「色」というのは非常に重要なウェイトを占...
宗教

となりの神さま

日本は八百万の神が祀られている「神の国」である。その中で宗教性がないと指摘されているが、日本人は自分たちの気付かないところで宗教というのが萌芽している。日本人はひな祭りやハロウィン、クリスマスなどを行い、結婚式は和洋両方行われることだってあ...
国内

暴走する「世間」

この頃「世間」というものが猛威をふるっている。しかしそれは人々の実感なしに猛威をふるっているだけに非常に厄介な存在である。その最たるものが「KY」をはじめとした「空気」による支配である。それについて本書では2004年の「イラク人質事件」につ...
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