国際政治 リーダーは半歩前を歩け リーダーは人よりも前に行かなければいけない、ということはビジネス、政治に限らず、様々なリーダー論の中でいわれているのだが、本書は「半歩前」で良いといっている。一歩前や二歩前ではなくなぜ半歩前なのか、そしてそれらの違いとはいったい何なのか、本... 2010.08.10 国際政治書評
国内 ジャーナリズムの政治社会学―報道が社会を動かすメカニズム― 先日11日は参院選が投開票され、与党の民主党が惨敗し、与党が過半数割れを起こす結果となった。逆に自民党は躍進をしたが、私の中では投票率が前回2007年に比べて57.92%と前回より0.72%下回ったという所にあると私は考える。 政治とジャー... 2010.07.15 国内書評
哲学 謝罪の研究―釈明の心理とはたらき 企業に限らず、政治の場でも「陳謝」や「謝罪」、「お詫び」と言った言葉をほぼ毎日目にする。謝罪の内容によって、信用を取り戻す所もあれば、逆に怒りを増幅してしまうこともある。謝罪会見の中でもTV局や新聞社の一部による横柄な態度、もしくは感情混じ... 2010.07.03 哲学書評
国内政治 ニュースが伝えない政治と官僚 自民党政権下でも、民主党政権下でも、マスコミや一部の政治家は官僚を「目の敵」としている。しかし「官僚叩き」を行ったからといって国家は機能せず、むしろ官僚と政治家の両輪なくして成り立たない。しかしその官僚の天下りや天下る先の法人について民主党... 2010.06.29 国内政治書評
国内政治 政権力 昨年8月の衆議院総選挙で民主党が初めて第一党となり、その後民主党政権が誕生し、16年ぶりに政権交代が起こった。しかし民主党は普天間基地問題、さらに政治とカネにより、今月4日に鳩山政権が崩壊し、2日後に菅直人が内閣総理大臣に就任した。今も混迷... 2010.06.23 国内政治書評
時代 泥棒と犬 文学作品のなかでも最高位の一つとして挙げられるところに「ノーベル文学賞」が挙げられる。日本人では川端康成と大江健三郎の2人が受賞している。他にも「候補者」のリストに挙げられた人物は三島由紀夫、井上靖、井伏鱒二、遠藤周作、村上春樹がいる。 本... 2010.03.11 時代書評
日本史 自由と平等の昭和史 一九三〇年代の日本政治 1930年代は、1929年に起こった世界大恐慌の後、その年代に代表されるのは「二・二六事件」「日中戦争(支那事変)」が挙げられる。1930年代から、日本軍(特に陸軍)の発言力が増し、軍人の閣僚・首相が誕生してきたのもその時代である。大きなタ... 2010.02.25 日本史書評
2009年 2009年年末恒例企画 vol.3 「社会科学」本ランキング さてランキングも3日目、今回は「社会科学部門」のランキングです。「社会科学」といえば当ブログでは1・2を争うほどの量であり、ビジネス書を読み始める前まではずば抜けてトップでした。社会問題とともに本を媒介しながら考えをまとめるというのが当ブロ... 2009.12.27 2009年年末恒例ランキング
国内政治 血の政治―青嵐会という物語 政権を奪われてしまった自民党には昔、「青嵐会(せいらんかい)」という派閥が存在した。私たちのような世代は知っている人は少ないだろう。 私たちの父親の世代、40代・50代の世代であればはっきりと覚えているだろう。 この「青嵐会」のメンバーとい... 2009.11.26 国内政治書評
国際政治 あの演説はなぜ人を動かしたのか 今年の1月にバラク・オバマがアメリカ大統領に就任した。その時の就任演説は数多くの出版社で書籍やCDとして発売されるほど熱狂的なものであった。この演説のみならずオバマには印象に残る演説はいくつかあるが、これについて後々語ることにするとして、本... 2009.10.28 国際政治書評