料理

書評

牡蠣礼讃

牡蠣は「海のミルク」を呼ばれており、影響かが高いことはよく知られている。魚介類の好きな私にとっても牡蠣は好物の一つであるが、小さい頃は生牡蠣が食べられなかったという苦い思い出もある(確か小学校低学年の時だった)。 本書は三陸沖で牡蠣の養殖を...
書評

GO!GO!ベジ+ごはん

五十嵐豪氏の最新刊である。 野菜を使って料理をするとはいっても、その人が野菜嫌いであったり(私はそうじゃありませんが)、家族持ちであれば子供が嫌いだったりと何かと敵視される。 料理を作る方も作る方で煮たり焼いたりするのにも時間の加減が分から...
書評

人間を守る読書

タイトルからしてインパクトが強烈である。ちなみにこのタイトルは批評家ジョージ・スタイナーの「言語と沈黙」でとなえられた言葉だという。 読書というのは人それぞれであり、愉しみのために読書をする人、仕事や人生の目的のために読書をする人それぞれ違...
書評

チョコレート

本来であれば先月の14日に取り上げるべきだったのだが、なぜかこの日に取り上げることになった。バレンタインデーと言ったら「チョコレート」を女性から男性に挙げるというのが慣例だが今年はなぜか「逆チョコ」というのが話題となったようだ。しかしバレン...
書評

東京フレンチ興亡史 ――日本の西洋料理を支えた料理人たち

本書は東京におけるフランス料理の歴史について書かれている。フランス料理から入るかと思った最初は「ミシュラン東京」をこき下ろしている所から始まっている。私は「ミシュラン東京」については否定的な立場にあるのでなかなか愉快なところであった。本場の...
書評

カウンターから日本が見える

本書で言うには料理屋(レストランや料亭など)でカウンター席を設けているのは日本くらいであるという。確かにそうかもしれない。私は外国とは言ってもカナダくらいしかいったことはないのだが、カウンター席になっている料理屋は1つもなかったように思える...
書評

「粉もん」庶民の食文化

粉ものの料理といえば、私の思いつくままに言うと、たこ焼き、お好み焼き、うどん、そば、パスタなどなど思いつく。粉ものという料理は非常に奥深い。本書はこの「粉もの」にまつわる日本のルーツを探るというもの。 タイトルだけ見ても非常に斬新感があった...
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