新書

書評

千年、働いてきました

本書の冒頭でも書かれているが日本ほど長く続いている会社が多い国はない。本書では200年近くから表題にも書かれているように1000年以上続いている企業もある。 ちなみにその1000年以上続いている企業は「金剛組」であり、関西の建設業界では知ら...
仕事術

幸せに近づく コミュニケーションの処方箋

コミュニケーションを行うというのは様々であるが、大きく分かれたら「いかに上手にしゃべることができるのか」「いかに人の意見を正確に聞くことができるのか」である。私は前者はそこそこできても後者がほとんどできない。そこで本書を読んだというわけであ...
国内

感情暴走社会

クレーマーや暴走老人、感情の制御化効かずついカッとなってしまい取り返しのつかない悲劇を起こす人など、なぜこれほどまでに日本人は感情的になったのだろうかというのを考察したのが本書である。 戦後の経済成長によりものが豊かになったがそれの犠牲とし...
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書評

これも経済学だ!

一言で経済学というと市場の動向やその理論に基づかれている。そう考えると金銭などの需要と供給、株式市場や為替市場、生活にかかわっていくとすれば購買行動が経済学に大きくかかわってくる。というよりはそれしかかかわってこないのだろうかさえ考えてしま...
医学

社会不安障害

「社会不安障害」というのは私自身ほぼ全くと言っていいほど聞いたことがなかった。「社会不安障害」とはSADと呼ばれ対人恐怖がその典型として表れるという。事実秋葉原無差別殺傷事件はこれによるものであるという声も少なくない。そういった障害が犯罪に...
国際政治

宗教 VS 国家

日本国憲法20条には政教分離の原則が明記されている。さてこの宗教分離は一体どこが源流であるのか。それはフランスにあるというのが本書である。フランスでは1895年に「スカーフ事件」が起こり、それを契機に1905年に政教分離法が定められ、ほぼ完...
書評

個人情報「過」保護が日本を破壊する

今、プライバシーの権利にかかわる事件が急増している。しかしプライバシーの権利や個人情報保護法にとらわれすぎていて、社会全体が窒息しかねないと警鐘を鳴らしているのが本書である。情報保護に関する問題は何もコンピュータ情報流出に限ったことではなく...
医学

医療再生は可能か

医師不足、「モンスター・ペイシェント」、救急車の私物化、リピーター医師、尊厳死問題…。医療に関する問題を挙げていくと枚挙に暇がない。 本書はそんな医療の現状の整理と経営者の側からの解決策について書かれている。とりわけ「医療費」について多く言...
国内政治

参議院なんかいらない

本書が発売したのは昨年の5月下旬。衆議院も参議院も過半数に達しており「ザル議院」と形容されていた時である。しかしいらないという論から2カ月に破産議員通常選挙がおこなわれ、与党大敗により「ねじれ国会」となった。これによって国会が面白くなった反...
哲学

悩む力

「悩む」ことは重要なことである。本書では夏目漱石やマックス・ウェーバーを中心にして「悩む」ことを展開しているが。私自身「悩む力」は上記にデカルトが入ると思う。デカルトというと「我思う故に我あり」というのが有名である。懐疑論として有名であるデ...
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