国内経済 「失われた十年」は乗り越えられたか 1990年代前半にバブルが崩壊し、経済は長く減速した。奇しくもバブル時代後期に当時の「エコノミスト」の編集長であったビル・エモットが「日はまた沈む」を発売し、日本はこれから長い不況に陥るだろうと予言したが、まさにその通りの展開となった。それ... 2008.09.21 国内経済書評
国内 「生きづらさ」について 本書は雨宮氏と萱野氏が現在起こっている「生きづらさ」について対談したものである。「生きづらさ」というと本書では貧困(ワーキングプアやプレカリアート)、それによる若者の自殺の増加によるものである。とりわけ雨宮氏はそういった活動をいくつか起こし... 2008.09.20 国内書評
地学・天文学 環境問題のウソ 本書は環境問題にまつわる様々な嘘を暴いている。今や環境問題については賛成論ばかりではなく著者や中部大学の武田邦彦教授らの否定・懐疑論も盛んに言われ始めている。ようやく環境問題について両面的な意見が出てき始めたことにより活発な議論が期待できる... 2008.09.19 地学・天文学書評
仕事術 使う力 知識とスキルを結果につなげる 最近私のブログでも、ほかの書評ブログでも成功本や戦略本の書評がよく書かれている。それだけ成功者の作法を学んでいきたいという表れであろう。 しかし、その価値というのは実際に実行してみないと分からないものが多い。 ではどのようにその得た知識を使... 2008.09.19 仕事術書評
世界史 ユダヤ人 最後の楽園 ユダヤ人は「旅の民族」とも言われる。さらにいえば第二次世界大戦中もっとも迫害された民族でもある。なぜヒトラーをはじめナチスドイツはユダヤ人を嫌悪し、迫害したのだろうかという考えになる。 本書の第2章で書かれているがヒトラーはユダヤ人を非難し... 2008.09.18 世界史書評
国際経済 金融権力―グローバル経済とリスク・ビジネス サブプライムローン問題から1年経った。その1年経った今でも景気回復のめどは立っておらず、サブプライムローン問題の解決の糸口すら見出していない状況である。 本書はそういた問題はもとより金融に関する様々な権力について書かれている。 最近投資ブー... 2008.09.17 国際経済書評
国内政治 夕張問題 夕張は一昨年に財政再建団体となった。そのときの夕張の現状はどうだったのかというのが事細かに書かれている。その中で財政再建を行うにあたっての最初の対策はあまりにも市民にとって過酷な内容であったのか、それによる説明会での市職員に対する罵詈雑言が... 2008.09.17 国内政治書評
国内 少年犯罪厳罰化私はこう考える 少年犯罪は凶悪化し、厳罰化の風潮にあるのは紛れもない事実である。私は先の「光市母子殺害事件」において少年犯罪やそれにまつわる弁護士への批判を前身のブログ(蔵前トラック、既に閉鎖)でも本ブログでも書いた。 少年犯罪については刑法のほかに少年法... 2008.09.16 国内書評
医学 医療格差の時代 「医療はビジネスではない」 これは前身のブログで妊婦たらいまわし事件のときに書いたことである。当時はあまりに無勉だったのですぐに炎上してしまい収拾がつかない状態となった。 それから少しは勉強した為、ちょっとだけ語れるようにはなったものの医療... 2008.09.15 医学書評
書評 社員を働かせてはいけない 本書を読む前にこの表題からして思ったことは社員は「働かなくていいのでは」ということなのかと勝手に解釈してしまった。しかし本書はそういうことを言うのではなく強制的な意味で「働かせる」ということをやめろと言っている。若者は給料のために強制的に働... 2008.09.14 書評経営・マーケティング