新書

国内

オッサンの壁

1972年に「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(通称:男女雇用機会均等法)」が制定された。今年でちょうど50年の節目を迎える。その50年間、女性の社会進出もだんだんと行われていった。その一方で、先日のとある牛丼...
国内

「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

よくSNS上では「ぴえん」という言葉が使われることが多い。通常の「ぴえん」といった文字の他にも、その表情を映し出している顔文字もまたよく使われている。さらに調べて見ると、「ぴえん超えてぱおん」といった言葉も出てきており、2020年の上半期イ...
哲学

「非モテ」からはじめる男性学

今となっては「非モテ」はネットを始め、様々な場でも出てきており、よく言われるようにまでなった。ここ最近ではコロナ禍により、実際に出会う機会も少なくなり、男女問わず「非モテ」は増えていく一方と言える。 そこで本書である。本書は「非モテ」を男性...
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国内

シン・モノガタリ・ショウヒ・ロン 歴史・陰謀・労働・疎外

元々著者は「物語消費論」を1989年5月に上梓した。その前後からサブカルチャーや消費論を取り上げて、論壇でのし上がってきた。もっとも「物語消費論」は1989年を皮切りに「定本 物語消費論」(2001年)、「物語消費論改」(2012年)と「物...
日本史

明治日本はアメリカから何を学んだのか 米国留学生と『坂の上の雲』の時代

元々江戸時代における「鎖国」の時代は特に諸外国と一切関わりが無かったとは言えない。当時の「清王朝」だった中国大陸とオランダのみ交易が認められ、長崎の出島を玄関口に貿易などの交易が行われた。 しかし1853年、アメリカの蒸気機関船「ミシシッピ...
日本

人が集まる街、逃げる街

「街」には様々な表情があり、表情によって街そのものの個性・特色となっていき、人が入ったり、逆に離れたりする。特に2020年に入ると、コロナ禍によりテレワークなどが急速に進み、街の見方も変わっていっているという。そもそも本書のタイトルにある「...
哲学

人はどう死ぬのか

よく教育の中で「デス・エデュケーション」というのを聞く。これは「死の準備教育」を表し、アメリカでは1960年代から取り入れられた教育手法である。日本でも1980年代に提唱され始めたのだが、「死」による教育を暗にタブー視したこともあってか、デ...
国内

国家と移民 外国人労働者と日本の未来

言うまでも無いが日本は「島国」であり、江戸時代の末期までは鎖国を行っており、一部の国を除いて国交関係を絶っていた。そのため外国人の受け入れに対しても忌避する人もおり、幕末の開国になってようやくその動きを見せた。しかしながら生麦事件・鎌倉事件...
コミュニケーション

うつりゆく日本語をよむ―ことばが壊れる前に

日本語は時代と共に絶えず「変化」する。このことは今も昔も変わっていない。しかしその「変化」に対して、批判的に主張する人も少なくない。その論調からか「日本語の乱れ」と称するケースもある。 日本語に限らず、言葉は時代背景の変化に順応することもあ...
国内

住みたいまちランキングの罠

よくランキングにて「住みたいまち」や「住みたい都市」、あるいは「住みたい地域」「住みやすい地域」といったランキングや●選と言ったものが存在する。引っ越し先の参考に扱う人もいれば、「何を言っている、住めば都じゃないか」と思う人もいる。しかし何...
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