日常

書評

僕とおじさんの朝ごはん

やる気のないようなときはいろいろとあるのだが、その中でどのようにしてやる気を出していくのかがカギとなるのだが、ひょんなことからやる気を出すきっかけづくりとなることができる。 本書は無気力なおじさんがある少年との出会いによって人生が大きく変わ...
ミステリー

ヒワマン日和

「ヒワマン」は漢字に直すと「日和満」という。その「日和満」は何なのかと言うと本書のタイトルにあるヒーローの名前なのだが、そのヒーローは日常の平和の中に満足するというのか、それとも日常の中に織りなす中で出てくる敵なのか、それは何かわからないの...
数学

ぼくらは「数学」のおかげで生きている

私自身は数学が得意なためあまりそういった思いがないのだが、数学を苦手としている人は数学が無くなればよいと考えている人が少なからずいる。しかし数学は日常生活の中に必ずと言ってもいいほど存在しており、なおかつ数学における「定理」や「公式」もまた...
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書評

福も来た―パンとスープとネコ日和

本書は「パントスープとネコ日和」シリーズの第2弾にあたる一冊で。様々な食が出てくる一冊であり、なおかつ、料理とともに物語もつくられる。 もちろん本書の舞台は主人公が自ら開店させたレストランを舞台にして来客するお客とともに、どのようなエピソー...
ミステリー

ランチのアッコちゃん

地味な派遣社員がプライベートな出来事で落ち込んでしまい、仕事も身が入らなくなり、さらには食欲も無くなってしまった。そこへ同じ女性ではあるものの、雲の上の存在として知られる通称「アッコさん」から指令を受けるようになる。 しかしその指令は型破り...
エッセイ

カツ丼わしづかみ食いの法則

「カツ丼」をわしづかみにして食べるということになると、熱くて手がやけどするのではないかと思ったのだが、左手でわしづかみにしてつかんだままガシガシと食べるさまを描いている。それを法則にしたものを本書のタイトルにしている。 その法則でもって、人...
エッセイ

さよならは小さい声で

3月は「別れ」の時期である。この時期に卒業式を開催し、最上級生はそれぞれの道を歩むべく別れる。その別れの挨拶としてあるのが「さよなら」である。もっとも「別れ」は卒業式に限らず、様々なところである。人生が「一期一会」という言葉があるように。 ...
書評

江戸「粋」の系譜

「粋」という言葉は「いき」と読む人もいれば、「すい」と読む方もいる。江戸時代にはそういった「粋」と呼ばれる人物や文化があり、落語や歌舞伎などでそれが伝承し続けられている。 しかしその「粋」はどこから生まれ、育てられ、現代に根付いているのか、...
書評

徘徊タクシー

ビジネスの中には「逆転の発想」で成功するケースも往々にしてある。現代にある問題や課題についてその発想で解決に導くと言うことも考えられるのだが、今回取り上げる「徘徊タクシー」は認知症の親の介護という苦しい状況を逆手にとって、新しいサービスを立...
書評

みんなの秘密

「人に言えない秘密」は誰にでもある。私自身もそういった秘密を持っている。本書の舞台はとある中学校、しかも多感な中学2年の仲良し3人組が主軸となり、人には言えない秘密を持ちながら、日常を過ごすという話である。 日常的な出来事を取り上げている作...
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