書評 大人のための日本の名著 必読書50 読書とはいいものである。ときには新しい学びを得ることができるだけではなく、読めば読むほど本の内容に対して自分がどう考えたのかという思考の塊になるのだから。特に名著はそれを何倍にも引き立たせてくれる。名著、日本の名著と言うと数多くあるが、本書... 2009.07.27 書評評論
国内政治 政治と秋刀魚 日本と暮らして四五年 「政治」と「秋刀魚」との接点はよくわからない。しいて言えば農水省、特に水産庁が漁獲高を見ているという観点で見たら関連しているのかもしれないが。 本書は政治と秋刀魚の関連性を考察するのではなくあくまで後者のところが肝心かもしれない。著者は日本... 2009.05.18 国内政治書評
国内 思考停止社会~「遵守」に蝕まれる日本 よく「コンプライアンス」というのが叫ばれている。確かに法令や倫理を守ることは重要なのだが、時としてこの「遵守」というのが法令よりも広がり、幅が利かなくなる、思考が停止するのではないのかと著者は危惧している。確かに「コンプライアンス」という言... 2009.04.23 国内書評
国内 熱狂するシステム 人は誰もが熱狂する者を持っているだろう。とりわけ日本人は「熱しやすく、冷めやすい」というのが的確なのか、「熱狂する」と連日のようにメディアで取り上げられる。少し前であったら「冬ソナ」を引き金とした「韓流ブーム」というのが社会現象にまで発展す... 2009.04.12 国内書評
日本史 「書評の部屋」ボツネタ集その2 ボツ理由:批判の仕方があまりにも過激すぎて、さすがにバッシングされるだろうと思ったから。 変容する日本の中国人社会 新華僑 老華僑 posted with ヨメレバ 譚 路美/劉 傑 文藝春秋 2008年04月21日 楽天ブックス Amaz... 2009.03.31 日本史書評
国際政治 アジア三国志 元「エコノミスト」編集長で知日派ジャーナリストのビル・エモット氏の1冊である。本書は日本・中国・インドの三国のこと、それぞれの国の戦略・思惑について書かれている。日中関係は政治的にはそこそこといった状態であるが小泉政権時は冷え切っていた。で... 2009.03.22 国際政治書評
世界史 植民地朝鮮と児童文化―近代日韓児童文化・文学関係史研究 1910年の朝鮮併合から1945年の日本敗戦までの間に、植民地となった朝鮮で栄えた児童文化および、文学についての関係史を研究したものである。 こういった朝鮮併合時代というとインフラでの工業発展や、朝鮮独立を求める事柄、そして日本が敗戦した時... 2009.02.18 世界史書評
国内経済 変わる世界で日本はこうなる! 2008年10月にアメリカ大手証券会社「リーマン・ブラザーズ」が破たんし、世界に経済は減速した。日本も例外なくその影響を受け、日経平均株価も一時7000円台を割り込むという事態になった。雇用状況も「派遣切り」や「内定取り消し」などが相次ぎ、... 2009.02.09 国内経済書評
国内政治 民主党―野望と野合のメカニズム 今年は衆議院解散総選挙が行われるが、その中で最も注目されるのが、民主党による政権交代であろう。早くも小沢代表の資質などの批判も絶えない。正直言って私も民主党は頼りない部分が色濃く出ているが、16年ぶりとなる政権交代がおこることを考えると民主... 2009.01.20 国内政治書評
国内政治 これでいいのか日本 戦後60年の失敗 1945年8月15日、日本がポツダム宣言を受諾して玉音放送が流れておおよそ63年と半年が経過した。この間日本政府は数々の政策や外交を行ってきた。しかし今、日本はよくなっているのかと言うと、良くなったところもあるが、悲しきかな悪くなったと言う... 2009.01.12 国内政治書評