SF 君の心を読ませて よく近未来の作品の中にはAIやロボットが出てくる。本書もロボットではあるのだが、「人の心が読めるロボット」と特殊な感じがある。人の心が読めるだけで、ロボットであるが故に、感情がない。それだけ本書の帯と、本書の表紙にあるロボットの帯を見ると何... 2022.10.13 SF書評
国内 団塊モンスター―“妄走老人”たちの事件簿 価値観や常識は時代とともに移ろいで行く。しかしその時代に取り残され、昔の価値観や常識を振り回し、周りを辟易する人がいるのだという。本書のタイトルは「団塊世代」におけるそのような人たちにスポットライトを当てているが、すべての「団塊世代」ひとが... 2012.06.22 国内書評
国内 死のテレビ実験――人はそこまで服従するのか 私は最近TVを観ていない。つまらないからである。とはいえ大学生まではTVっ子だったため、TVにまつわるエピソードは色々とある。TV番組の中でおバカなキャラクターを嘲たりするような番組が増えているという。以前は「熱湯コマーシャル」などをはじめ... 2011.12.08 国内書評
国内 暴走する「世間」 この頃「世間」というものが猛威をふるっている。しかしそれは人々の実感なしに猛威をふるっているだけに非常に厄介な存在である。その最たるものが「KY」をはじめとした「空気」による支配である。それについて本書では2004年の「イラク人質事件」につ... 2008.09.12 国内書評
国内 感情暴走社会 クレーマーや暴走老人、感情の制御化効かずついカッとなってしまい取り返しのつかない悲劇を起こす人など、なぜこれほどまでに日本人は感情的になったのだろうかというのを考察したのが本書である。 戦後の経済成長によりものが豊かになったがそれの犠牲とし... 2008.09.10 国内書評
国内 暴走老人! ここのところ老人に関する事件が後を絶たない。殺人事件に発展するほどの事件から、万引きやいざこざなど枚挙にいとまがない。それだけではなく私事であるがよく中心部で本の買い物をするがよく帰り道で路頭にさまよう、もしくはベンチで寝ている老人をよく見... 2008.09.09 国内書評