書評

書評

ちちんぷいぷい

本書のタイトルにあるようなおまじないや呪文をかけた方は少なからずいると思う。自分自身もそういった呪文をかけたことがあるのだが(あくまで幼稚園の時代の話である)、本書はそういった呪文を題材にしているのではない。 ではどのようなものかというと、...
国内

オトナ婚です、わたしたち―十人十色のつがい方

結婚のカタチは本書のサブタイトルにある通り「十人十色」であるのだが、その十人十色とあるカタチはどのようなものがあるのか、本書では様々な結婚の在り方を取り上げていくとともに、理想の結婚とは何か、そして「オトナ」な結婚の在り方とは何かを追ってい...
書評

ファミリー・レス

「○○レス」という言葉をよく聞くのだが、家族の存在が無くなると言った「ファミリー・レス」を取り上げている。家族との憩いの時間が無くなる、あるいは家族の団らんや会話のないようないわゆる「仮面家族」のような印象を持ってしまった。 しかし本書は家...
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仕事術

考え方の教室

「考える」ことは人間に脳や理性がある以上、当たり前のように行っている。しかしその「考える」を意識的に行っていくためにはどうしたらよいのか、それをどのように行ったらよいのかわからない方もけっこう多く、私自身もそのようなことに陥ったことがある。...
教育

「徳」の教育論

戦前の日本の教育には「修身」の授業があった。日本人とは何か、礼儀作法とは何かといった日本人として生きていくうえで大切なことを学ぶものだったが、大東亜戦争後は「道徳」という科目に取って代わった。その道徳は人間としての在り方、モラルの在り方を学...
時代

しゃらくせえ 鼠小僧伝

私自身も困難があると、本書のタイトルのように「しゃらくせえ!」と言ってしまう。その「しゃらくさい」という意味はいったい何なのか、漢字に直すと「洒落臭い」とあり、 「なまいきである。分(ぶん)をこえてしゃれたまねをする。利いた風である。」(「...
書評

発信力 頭のいい人のサバイバル術

今となっては情報を発信できる時代になってきた。もちろんそれはブログやSNSをはじめとしたものが挙げられるが、だからでこそ、文章をどのようにするか、そして力強く発信できるかが大事になってくる。著者は文章について様々な観点で指摘したのだが、その...
書評

尻尾と心臓

本書は会社を舞台にしながら、ビジネスや人生について語っているように見える。そのことを考えると「ビジネス小説」のカテゴリに入るのかと思いきや、実際のところビジネスの場を舞台にした小説である。しかしその物語の中にはビジネスにおいて大切なこと、そ...
書評

レモンケーキの独特なさびしさ

レモンケーキは食べたことはないのだが、ケーキならではの甘みとレモンの酸味がうまく融合して大人の甘みを醸しており、私好みの味のような想像をしてしまう。そう考えてしまうと一度でいいからレモンケーキを食べてみたいと思っている。 しかし本書を見ると...
哲学

否常識のススメ

私自身「常識」が嫌いである。当然法律やモラルといった「常識」は守るべきなのだが、それ以外の「常識」はその人自身にあり、その人の考えを押し付けるような言葉のようにしか思えないからである。現に私の周囲にもそういう言う人は何人かおり、そういった人...
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