書評 ながれ星 本書は1981年に発売された同名の単行本を復刻したものである。本書の著者も2005年に逝去されたのだが、彼女の作風が人気を呼び復刻をしたものと言われている。 復刻された本書は「佐々木丸美コレクション」として過去に上梓された本を18巻にまとめ... 2010.07.26 書評青春
国際政治 北朝鮮はなぜ潰れないのか 北朝鮮は日本の終戦後、当時のソ連のバックアップによって建国された国である。金日成がトップである主席となり、独裁政治を築いていった。金日成が92年に病気を理由に政治の世界から一線を退くと(94年に死去)、息子の金正日が総書記となり実験を握った... 2010.07.22 国際政治書評
日本史 江戸の妖怪事件簿 新聞の馴れ初めは、江戸時代の「瓦版」と言うのがあった。俗に「讀賣」と呼ばれていたものであり、町民にとっては重要な情報源であった。しかしその瓦版は今のように事実が書かれていることもあったが、その中でもデマや妖怪が出たと言った話も多かったのだと... 2010.07.21 日本史書評
書評 経済が世界一シンプルにつかめる本 明日香出版社様より献本御礼。 日本に限らず世界的にも経済はめまぐるしく変化を続けている。それは国単位に限らず、私たちの生活に関わっているだけあり、直視していかなければならない課題である。 とはいえ「経済」という言葉を一括りにしても、学問的な... 2010.07.20 書評経済学・概論
書評 印象派の誕生―マネとモネ フランスでは19世紀中頃に「印象派」というものがあった。代表的な人物として挙げてみると、本書の副題にあるマネとモネ、ゾラ、ルノワールと枚挙に暇がない。クラシック界でも同じように「印象派」があり、ドビュッシーやラヴェルが活躍した。本書は印象派... 2010.07.19 書評美術
書評 野球(ベースボール)の街ニューヨーク 野球の街というと日本でも様々なところが存在し、アメリカでも本拠地のあるところは軒並み「野球の街」といわれる。今回紹介するのはヤンキースやメッツなどを本拠地に置いているニューヨークが舞台である。とりわけヤンキースはワールドシリーズを1998年... 2010.07.18 書評海外
コミュニケーション 常用漢字の事件簿 すでに国語の授業で習っている人も多いと思われるが、常用漢字は、普段文字を見る中で最低限覚えるべき感じのことであり、その漢字数は1945字にものぼる。高校までに覚える漢字の数であり、日本漢字能力検定の2級の範囲に相当する。 普段から使われる常... 2010.07.17 コミュニケーション書評
国内 ジャーナリズムの政治社会学―報道が社会を動かすメカニズム― 先日11日は参院選が投開票され、与党の民主党が惨敗し、与党が過半数割れを起こす結果となった。逆に自民党は躍進をしたが、私の中では投票率が前回2007年に比べて57.92%と前回より0.72%下回ったという所にあると私は考える。 政治とジャー... 2010.07.15 国内書評
国際政治 台湾ナショナリズム 東アジア近代のアポリア 台湾と日本は切っても切れない関係である。1894年、日清戦争により台湾が日本に割譲されてからというもの、「四害」の一つと言われるほど腐敗していた島を、先進国並に発展させた。しかし戦後、台湾は国民党独裁政治、厳密にいったら(しょうかいせき)独... 2010.07.14 国際政治書評
書評 キミが働く理由 戦後からバブル経済まではタイトルのことについて考える人はほとんどいなかった。しかしバブルが崩壊し、終身雇用神話も崩れ、明日にも会社や仕事が無くなってしまうような時代である。「生活のため」という人もいるだろう。「失われた10年」を経ても、働い... 2010.07.13 書評自己啓発