国内政治 気高く、強く、美しくあれ―日本の復活は憲法改正からはじまる 日本国憲法は1948年5月3日に施行されて間もなく61年になる。これまでの間、憲法改正論議については第九条(戦争放棄)が主であるが、タレントの永六輔のように「九条以外は改正してもいい」という論者もいることも忘れてはならない。 本書は改憲論者... 2009.03.11 国内政治書評
書評 風呂と日本人 おそらく「風呂」という沐浴文化がある国は非常に少なく、日本はその一つにあるが、宗教性よりも、日課・レジャーの要素が多岐にわたる「風呂」文化があるのは日本ぐらいであろう。今となっては観光として温泉を愉しんだり、家庭でも戦闘、もしくは楽しみや癒... 2009.03.10 書評民俗・風評
日本人 評伝 川島芳子―男装のエトランゼ 日中戦争時代、この二国間の狭間で生き抜いた二人の女性がいた。一人が山口淑子、「李香蘭」と呼ばれた女性である。もう一人は本書で取り上げる川島芳子(本名:愛新覚羅 顕シ ※シは王ヘンに子)、「男装の麗人」として名をはせた女性である。 本書はこの... 2009.03.10 日本人書評
投資術 お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方 著者の午堂様より献本御礼 社会人になって10万以上の給料をもらえば必ず何かに使いたくなる。しかし「戦後最大の好景気(実感無き好景気)」以降、やたらに貯金をする若者が増えているという。1カ月で平均で3〜5万、中には10万円貯金している人がいる... 2009.03.09 投資術書評
書評 源氏物語、〈あこがれ〉の輝き 著者のノーマ・フィールド氏(以下:ノーマ氏)は大学時代にいやというほどその名を聞いた。ちなみに私ので他大学は小樽商科大学で、今はブームは去ったが「蟹工船」で有名な小林多喜二の母校である。ノーマ氏はシカゴ大学教授であり、日本研究者である。その... 2009.03.09 書評評論
書評 平成落語論─12人の笑える男 今月8日に林家いっ平が「二代目林家三平」を襲名した。1980年に初代三平が急逝して、約28年もの間空位となったこの「三平」の名前が復活する。ちなみに初代三平はご存じのとおり「どうもすいません」「体だけは大事にしてくださいよ」という名セリフが... 2009.03.08 書評芸能
書評 ジャパンクールと江戸文化 ジャパンクールについては取り上げたばかりで(「ジャパンクールと情報革命」)、しかも江戸文化と共通するところがあるという考察がされている内容も含まれていたのだが、偶然というのは恐ろしいものでそれを銘打った本がほかにあった。本書は今大流行してい... 2009.03.07 書評民俗・風評
日本人 島津久光=幕末政治の焦点 1853年にペリーが浦賀沖にやってきてそこから明治維新までの約15年の間、「幕末」と呼ばれ様々な事柄・事件、人物が乱発した時期であった。閉廷、もしくは安定した時期に偉人と呼ばれる人物が生まれることはごくまれのことであるが、幕末などの時代の変... 2009.03.06 日本人書評
書評 江戸人のしきたり―日本橋、天麩羅、三社礼、寺子屋、歌舞伎、吉原…日本人の知恵と元気の源泉 江戸時代というと様々な文化が栄えた時代でもある。しかし鎖国状態であったため海外からの文化を取り入れるということではなく、日本独自に築き上げた文化であったため、幕末に外国からきた者たちは非常に珍しがり、かつ畏敬の念を払ったとも言われている。そ... 2009.03.05 書評民俗・風評
書評 チョコレート 本来であれば先月の14日に取り上げるべきだったのだが、なぜかこの日に取り上げることになった。バレンタインデーと言ったら「チョコレート」を女性から男性に挙げるというのが慣例だが今年はなぜか「逆チョコ」というのが話題となったようだ。しかしバレン... 2009.03.05 書評民俗・風評