書評 文明開化失われた風俗 「ザンギリ頭を 叩いてみれば 文明開化の 音がする」 明治時代の文明開化を象徴する非常に有名な都都逸(どどいつ:七・七・七・五の音数律で歌われるものであり、江戸時代末期に誕生した)である。 1853年にペリーが浦賀沖に来航したことをきっかけ... 2008.11.19 書評民俗・風評
国内 わしズム 2008年 11/29号 まずこのアイヌ問題が取り上げられた理由が2つある。ひとつは中山元国交相の「単一民族」発言。もう一つは今年の6月6日に「アイヌ先住民族決議」が衆参両院で全会一致で採決された。しかしこれでよかったのだろうかという疑いは残る。「SAPIO」でアイ... 2008.11.18 国内書評
日本史 日中戦争下の日本 日中戦争は1938年に開戦となったが、開戦当時は早急に終わると政府や軍も簡単に思ってしまっていた。しかし蒋介石率いる中国国民党はアメリカを始め欧州からの武器と資金の援助により泥沼化させ、最終的には勝利を収めた。ちなみにこの日中戦争までの道の... 2008.11.18 日本史書評
国内 地域の社会学 昔は「地域」というのを意識しなくてもそこには必ず「コミュニティ(世間体)」というのがあった。その中で地域間で情報交換を行い、子供を育てることでそれをより強固にすることが可能であった。しかしこの「地域」や「コミュニティ」も核家族化、そして他人... 2008.11.17 国内書評
日本 図説吉原入門 当ブログは「蔵前トラックⅡ」であるが、落語の演目から取っているため、今回の書評は落語の演目にある吉原について紹介する。 落語の世界でも「吉原」は多く扱われており、「明烏」「お見立て」「紺屋高尾」がその最たる例である。その吉原は現在の台東区千... 2008.11.16 日本書評
国内経済 日本は財政危機ではない! 表題からして衝撃的である。 本書は日本の財政についてを明かしている。まず先に日本の借金は約850兆円以上ある。しかし高橋氏に言わせれば財政危機ではないと主張している。その理由の一つに「埋蔵金」が隠されていること、そのほかには財務省が行ってい... 2008.11.16 国内経済書評
仕事術 タイミングをつかみとる人、はずす人 ―最良の「タイミング」がわかる22の実践場面 企業に生きる人に限らず、コミュニケーションや仕事上の決断を行うときにもタイミングというのはつき物である。でもそのタイミングを察知していけるのかという本は残念ながら少ないというのが現状である。本書はそのタイミングを掴み取る術について書かれてい... 2008.11.15 仕事術書評
書評 差別禁止法の新展開―ダイヴァーシティの実現を目指して 日本には「男女雇用機会均等法」をはじめ、差別を禁止するという法律が多々存在する。さらに差別の撤廃を訴える学会や運動団体というのも世界中に山ほどある。 ではなぜ差別というのが起こるのだろうか、本書の表題のように差別禁止法を展開できれば差別のな... 2008.11.15 書評法律
外国人 私のなかのよき日本―台湾駐日代表夫人の回想五十年 日本統治時代の台湾を知っている人は今どれくらいいるのだろうか。 台湾にとって日本人というのは2つの意味合いを持っている。ひとつは上記の統治時代により、「日本精神(リップンチェンチン)」を教わったことへの感謝の念と、日本文化への憧れ。もう一つ... 2008.11.14 外国人書評
国内 痴漢冤罪の恐怖―「疑わしきは有罪」なのか? 日本で最も多い冤罪事件というと痴漢である。しかも痴漢の立証責任は被害者やその周りの証言ばかりが取り上げられることが多い(状況判断によりソフトを使ってシミュレーションというのもあるがいかんせんこれが高いという)。痴漢は当然取り締まらなければな... 2008.11.14 国内書評