書評 戦後民主主義と少女漫画 書評をやっていることもあってか本はいろいろと読むが、それと同じように漫画も読む。少女漫画もいくつか読んだことがあり、その中でも「NANA」や「フルーツバスケット」「彼氏彼女の事情」と言ったものが結構好きである。 私情はここまでにしておいて、... 2009.07.22 書評民俗・風評
書評 塩の文明誌―人と環境をめぐる5000年 皆さんは「塩」についてどのようなイメージを持っているのだろうか。 良いイメージだとすれば「生命の源」「海」「ミネラルの宝庫」というのがある。 反対に悪いイメージだとすれば「高血圧の元」「摂り過ぎ注意の物」というのがある。 良くも悪くも「塩」... 2009.07.08 書評民俗・風評
世界史 ドイツ現代史の正しい見方 ドイツにまつわる歴史について様々な議論があり、日本における「歴史認識問題」とほぼ似ているような状況にある。第二次世界大戦が終焉して今年で64年を迎える今、20世紀のドイツの歴史についてどのようなものであったか、ドイツを代表する歴史著述家、セ... 2009.07.03 世界史書評
日本 人は何を旅してきたか 「旅」というと自分自身憧れを感じることがある。 行ってみたいところがあるとすると、 ・野山獄跡、松下村塾(山口県萩市) ・殉国七士廟(愛知県) ・知覧特攻平和会館(鹿児島県) 他にもいろいろあるが、時期が来れば旅をしようと考えている(その前... 2009.06.21 日本書評
書評 書評の思想 私は「蔵前トラック」「蔵前トラックⅡ」の2つのブログにおいて、約700冊近く書評を行ってきた。 いろいろ思うことで、 「書評はどうして生まれたのか」 「書評は何のためにあるのか」 「もしも書評がなかったとしたらどうなるのか」 という問いは、... 2009.06.03 書評評論
日本史 対論・異色昭和史 2009年4月、ジャーナリストの上坂冬子氏が肝不全のため亡くなった。78歳である。 上坂氏といえば三宅久之氏、櫻井よしこ氏と並ぶ保守派の大論客といわれており、とりわけ今も紛糾している北方領土問題には積極的に提言をする論客である。その姿勢はも... 2009.06.02 日本史書評
国内 創刊の社会史 日本には約3000冊もの雑誌があるという(p.15より)。しかしその中で創刊や復刊、休刊や廃刊になることが頻繁にあり、一昔前の「モー娘。」のように出たり入ったりせわしないほどである。 本書はその中でも「創刊」についてフォーカスをした一冊のよ... 2009.05.21 国内書評
書評 シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史 「楽器」というと世界中探してみたら何種類あるのか。全部で数え切れないほどあるというのだから驚きである。それだけに国々の音楽の形態や種類も違っており、音楽によっては差別の的となったりすることもある。「和」をとりなすことこそが音楽の根源であると... 2009.05.19 書評音楽
日本史 おふくろとお母さん -古今東西 母にまつわる物語- 本当だったら、本書は5月10日に紹介すべきだった。 本書を手に入れたのがちょうど昨日。あまりにも遅すぎた「母の日」にまつわる本の紹介。悔やまれる…。とはいっても来年に延ばそうかというとそうにはいかないもので、結局今回紹介することとなった。 ... 2009.05.18 日本史書評
日本史 転回点を求めて―一九六〇年代の研究 1960年代というと今から約50年近く前のことである。このことについてよく知っている年代というと、団塊の世代以上の方々になる。60年代というとそれよりもずっと後に生まれた私では想像できないことだがどのような事が起ったのかというのも具体的に知... 2009.05.16 日本史書評