経営

書評

経営戦略の基本

昨年秋から世界恐慌に陥り、派遣切りやリストラ、内定取り消しなど日本における雇用状況はますます不安定になっている。「失われた10年」の教訓もあってか厚労省や地方では職を失った人たちへの就職先の斡旋や、民間と通じて無料,もしくは安価で住まいを賃...
書評

経営理論 偽りの系譜―マネジメント思想の巨人たちの功罪

本書は経営理論、とりわけマネジメント思想を「必要悪」としてとらえつつも、テイラー以降の経営思想の大家の本質を見抜き、今日の経営者やマネージャーが誤った行動をとる原因と理由について仮説を立てていくという普通の経営理論の考察には御目にかかれない...
書評

コア事業進化論

本書の表紙を1つめくった所にこう書いてあった。 「どんな事業にも寿命がある。  それがコア事業なら企業の存続も危うくなる。」(一部抜粋) 事業を行うにあたり平家物語にある「盛者必衰の理」の如くいくら繁盛していても、いつかは崩れる時が来る。そ...
書評

社員を働かせてはいけない

本書を読む前にこの表題からして思ったことは社員は「働かなくていいのでは」ということなのかと勝手に解釈してしまった。しかし本書はそういうことを言うのではなく強制的な意味で「働かせる」ということをやめろと言っている。若者は給料のために強制的に働...
書評

千年、働いてきました

本書の冒頭でも書かれているが日本ほど長く続いている会社が多い国はない。本書では200年近くから表題にも書かれているように1000年以上続いている企業もある。 ちなみにその1000年以上続いている企業は「金剛組」であり、関西の建設業界では知ら...
ビジネス書

強い会社をつくりなさい

本書は30年の間にわずか3回しか減益をしていないという中小企業経営のカリスマである武蔵野社長の小山昇氏が「強い会社とは何なのか」、「強い会社にするには」を自らの経験をもとにして説いた指南書である。 ここで疑問に思ったのが「強い会社とは何なの...
書評

組織行動論の実学

本書はハーバード・ビジネス・レビューという中から組織行動論について心理学の観点から経営課題を解明している。一見お堅い本であり、かつ机上の空論かという疑いもあるのだが、本書を読むと日本の経営の現状にも通底する部分が多い。 第1章では組織の7つ...
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