落語

書評

子米朝

今年の10月に桂小米朝が五代目桂米團治を襲名した。五代目米團治の師匠はご存じ人間国宝であり、父である三代目桂米朝。米朝の師匠は四代目桂米團治、つまり米朝の師匠の名を自分が継ぐという形になったのである。当然戦後の上方落語の草分け的存在であった...
書評

もう一席うかがいます。

当ブログの名前は落語の演目から取っているので、たまにはこういうものもということで。 三代目古今亭志ん朝が亡くなって7年経つ。本書は志ん朝が亡くなって5年経って出版されたものである。志ん朝が亡くなってしばらくたったの笑点で林家木久蔵(現:林家...
書評

江戸歌舞伎の怪談と化け物

今日はちょっと縮小といった感じで。 当ブログの題名は「蔵前トラックⅡ」であるが、これの起源は落語の演目からきている。四代目(自称九代目)鈴々舎馬風が「蔵前駕籠」という題目の「駕籠」を「トラック」に改変して口演したのである。詳細はウィキペディ...
日本

図説吉原入門

当ブログは「蔵前トラックⅡ」であるが、落語の演目から取っているため、今回の書評は落語の演目にある吉原について紹介する。 落語の世界でも「吉原」は多く扱われており、「明烏」「お見立て」「紺屋高尾」がその最たる例である。その吉原は現在の台東区千...
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