ミステリー法廷遊戯 本書は法科大学院(ロースクール)に通う3人の学生が中心となっているのだが、法律を勉強する中で法曹の道へと進んでいく。しかし学生の告発をした差出人不明の手紙が届いた所から物語が始まる。 この手紙が起因となって不可解な事件が立て続けに起こ... 2022.05.19ミステリー書評
ミステリー悪徳の輪舞曲 弁護士の中には刑事事件の犯人の弁護を行う方々もいる。しかもその中には「悪魔の弁護士」や「悪魔の代理人」といった肩書きで、凶悪事件の被告人を弁護する人もいる。その弁護についてメディアが糾弾をするというケースもある。 しかし本書に出てくる... 2022.05.06ミステリー書評
ミステリー悪い女 暴走弁護士 ある事件を起こして、通報する。その後に自首して逮捕されるといったニュースを見ることが時々ある。本書はそういった事件を描いているのだが、深層はかなり深い。 よくある保険金殺人を描いているように見えて、夫や家族に対する愛憎もあれば、事件を... 2022.04.16ミステリー書評
書評キセキの軌跡 事業再生コンサルタントが切り拓いた会社存続の未来 サンライズパブリッシング様より献本御礼。 日本には数百万もの株式会社が存在するのだが、うまく行っている会社もあれば、全くうまく行かず、倒産などの憂き目に遭うところも少なくない。特に新型コロナウイルスの感染拡大により、立ちゆかなくなり、... 2021.05.07書評経営・マーケティング
教育全国学力テストはなぜ失敗したのか――学力調査を科学する 「全国学力テスト」は今もなお行われている。しかし「全国学力テスト」は広義と狭義によって分かれており、広義の場合は1956年から11年にわたって実施されたこと、さらに2007年から始まるまでに、度々名前を変えて行われたものも含まれる。狭義にな... 2021.04.18教育書評
ミステリー無実の君が裁かれる理由 「冤罪」と言うと様々であるのだが、数年、ケースによっては数十年経つ事例もあり、冤罪が認められることなく、失意のまま逝去したケースも少なくない。 冤罪はなぜ生まれるのか、その原理には証拠や記憶、自白などハッキリとしていないものでも証拠として... 2020.02.02ミステリー書評
国内いびつな絆 関東連合の真実 日本には「アウトロー」と呼ばれるような集団はある。方や暴力団、方やマフィア、そして本書にて語られる暴走族である。本書はかつて存在した日本最大の暴走族集団として名を馳せ、衰えた時もOBらが様々な関わりを持つことができたという。その関東連合はな... 2018.01.12国内書評
書評人が人を裁くということ 人が人を裁くというと裁判であるのだが、今となっては規模は違えど裁判所によって行われる。しかし歴史の中には私設裁判のように勝手に裁判となり、被告が刑罰を受けると言ったことがある。もっとも「裁く」歴史は文明の歴史と同じようなものがある。 話は... 2017.11.27書評法律
書評親権と子ども 「親権」と言っても今し方であれば関係ないのだが、離婚の時にそういった争いが起こることがある。その争いはエスカレートすると裁判に発展するというようなこともあり、なおかつ法改正も度々あった。その親権争いと子どもの境遇はいったい何か、そのことを取... 2017.07.25書評法律
書評古都税の証言―京都の寺院拝観をめぐる問題 京都は昔ながらの景観が売りなのだが、その売りが景観問題を引き寄せている要因となっている。その要因が「古都税」になって出てきており、それが京都全体で「税問題」として取り上げられている。その取り上げられている古都税は一体どのようにして出来上がり... 2017.05.11書評法律