選書

日本史

子どもと貧困の戦後史

「貧困」は長きにわたる歴史の中で自然に存在したことである。それは身分もあれば、災害や戦争といった大きなことから、ひょんなことで貧困に陥ってしまうような事例も存在する。その中でも本書は「子ども」にフォーカスを当てて、戦後間もない時から子どもは...
国内政治

日本の女性議員―どうすれば増えるのか

女性の社会進出は今も進んでいる。もちろん国会や都道府県・市町村の議会議員も女性議員が次々と誕生し、女性の首長・国務大臣も誕生してきている。しかしそれでも日本は他の先進国と比べても遅い方であるという。そのような状況の中で女性議員を増やすにはど...
世界史

ヒトはこうして増えてきた―20万年の人口変遷史

現在地球では72億人ものヒトがいるのだが、急速に人口が増えてきたのは20世紀に入ってからのことである。急速に増えていったのはわかるが、それまではどのような人口の増え方をしていったのか、そのことについて取り上げているのが本書である。 第一章「...
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日本史

災害復興の日本史

東日本大震災から5年の歳月が過ぎた。私は鎌倉に住んでいるのだが、震災当日は東京で働いていた。東京でも最大で震度5強、さらにその後も数度にわたる震度4クラスの地震が襲い、未知の恐怖に襲われたことを今でもはっきりと覚えている。東北では壊滅的な被...
書評

グーグル、アップルに負けない著作権法

世の中には様々な選書があるのだが、その中でも最も新しく作られたのが「角川EPUB選書」といえる。ちなみに本書はその第1号に位置づけられており、なおかつKADOKAWAの会長自身が筆を執ったところに意気込みが感じられる。おそらく本書を出すにあ...
書評

私たちはなぜ税金を納めるのか―租税の経済思想史

2016年が始まり、個人事業主とかはそろそろ確定申告に向けて準備を進める方もいることだろう。確定申告の提出期限まではまだ2カ月半あるのだが、様々な準備が必要であることから、今からでも準備をする必要がある。 日本国憲法にも三大義務として「納税...
国内

健康優良児とその時代―健康というメディア・イベント

健康優良児とは、 身長・体重が平均以上で、学習成績・運動能力共に優れ、性格明朗な青少年として、朝日新聞社・文部省・都道府県教育委員会の合同で表彰された者を指すWikipediaより とある。情報源によると戦前から行われており、毎年文化の日に...
書評

江戸の風評被害

風評被害というと今でこそ福島第一原発事故に伴う放射能の風評被害が存在する。またほかにも様々なデマなどにより風評被害となり、実害となったケースは数多く存在する。 こういった風評被害は現代独特のものかというと、実はそうではない。実は本書で取り上...
世界史

魔女狩り―西欧の三つの近代化

中世~近世にかけて西欧を中心に横行した「魔女狩り」。18世紀あたりに科学の進化と魔女観・宗教観の変化により一気に衰退し、魔女狩りの概念がほとんど無くなり、完全に無くなったのは戦後間もない1951年、イギリスで「魔法行為禁止法」が廃止されたこ...
国内

「共倒れ」社会を超えて―生の無条件の肯定へ!

今の世の中は「生きづらい」と言われている。それはどういうものなのかというと、小さな綻びや不正をあたかも大事のように叫び、萎縮してしまったことから起こったものである。その生きづらさにより双方追い詰められてしまい、「共倒れ」の状況に陥ってしまう...
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