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真実への盗聴

盗聴と言っても実際に盗聴器を使った事件を扱った作品では無く、主人公が遺伝子治療によって常人を遙かに上回るほどの聴覚を持つ事で、秘密を聞き・知ることで「盗聴」として成り立つというものである。 本書は結婚してからとる企業を退職し、新しい起業に転職をする際、ある企業の事業部長から「スパイ」として斡旋されることとなった。スパイとして斡旋された企業は受けようとした企業の子会社。しかしその派遣先で知られるのは […]

国語教科書の闇

日本語教育の根幹として「国語教育」が挙げられる。国語教育に使われる教科書には様々な作品が収録されているのだが、収録されている作品にはありとあらゆる「闇」というものが存在する。その作品の中身は平易なものだが、それがなぜ収録されたのだろうか、その闇を本書にて追っている。 第一章「定食化する国語教科書」 「定食」という言葉は全くといっても良いほど含蓄のいくものである。小中高と様々な出版社の教科書が世に出 […]

リストカット―自傷行為をのりこえる

「自傷行為」として自分の手首をカミソリなどで切り、自殺をしようとする行為を「リストカット」という。そのリストカットは自殺とまでは行かなくても「自傷」として自分を傷めつける、というような行為そのものが、人の心の「闇」を行為として抉り出している。 「自傷行為」は「リストカット」に限ったことでは無く、ピアスや刺青なども挙げられているのだが、なぜ人は「自傷行為」に走ってしまうのだろうか。本書は心の「闇」な […]

一寸先は光

「一寸先は闇」という諺であれば誰でも知っているものである。これは「ちょっと先のことも全く予知できないことのたとえ(「広辞苑 第六版」より)」を表している。一寸先は現在よりも少し先にある「未来」、その未来は全く予想が付かない、わからないからでこそ「闇」と形容しているのかもしれない。 今の世の中、と言うわけでは無いのだが、昨今ではネガティブな意味での「闇」と言われる時代である。先行きが不透明というより […]

暴かれた[闇の支配者]の正体

本書は世にも恐ろしい「闇の権力」について暴いている1冊である。その「闇の権力」とはアメリカの「ある」勢力と書かれているが、おそらくハゲタカファンドであったり、もしくはマフィアであったりと想像できるかもしれないが、実態は私も謎である。しかしアメリカの政治の中枢と関わりあいをもっている可能性は非常に高いだろう。しかし少し読んでみると、 「暴力舞台を背後で操るアメリカの特定勢力のことを、便宜上“闇の権力 […]