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イスラム教

AIを信じるか、神(アッラー)を信じるか

AIの進化は著しく、よくSF作品に出てくるような人間とロボットとの大戦(ジハード)が行われるのではないか、というような事が起こるのではないかという、あたかも妄言のような主張まである。技術と宗教、共通性がないように見えて、AIの技術の進化は止まらず、宗教や政治の部分にまで及ぶかもしれないとあるのが本書の話としてある。本書はAIを神と見なすのか、そして宗教にある「神」を信じるのか、さらにAIを通して国 […]

イスラームへの誤解を超えて―世界の平和と融和のために

IS(いわゆる「イスラム国」とも呼ばれている)、およびイスラム過激派団体による事件が今でも後を絶たない。特に先日は日本人男性2人が拘束・殺害されるという痛ましい事件が起こった。この事件を含めたイスラム国の話題のなかで、イスラム教について、過激なことをすることを是としているというようなことを聞くのだが、コーランの解釈により他宗教とは排他的ではない、あるいは殺生を禁じていると言う解釈もあれば、文字通り […]

宗教聖典を乱読する

今日では「キリスト教」「神道」「仏教」「イスラーム教」「ユダヤ教」「ヒンドゥー教」などの主要な宗教が存在しており、入信人口は少ないものの、ニッチな宗教も存在する。さらに宗教の中には「宗派」も存在しており、宗教と一括りにしても仕切れないほど幅広いものとなる。 幅広い中にも様々な聖書や聖典が存在しており、解説書も「宗教」という一ジャンルだけくくれるほど多く存在する。宗教によっては最近ビジネス書と絡めて […]

大川周明―イスラームと天皇のはざまで

東京裁判で唯一民間人として、A級戦犯で起訴された思想家・大川周明は天皇主義から、東京裁判を経て、病床でコーランの邦訳を完成し、退院してから1957年に逝去するまでの間は「瑞穂の国」を掲げ、農業活動にも取り組んだ。 本書は「国家主義者」から「大アジア主義」「東京裁判」から「イスラーム」へと変遷した経緯について考察を行っている。 第一章「戦前と戦後をつなぐ想像力」 大川周明の思想は最初にも書いたように […]

グローバル・ジハード

もうすでに分かっていることだが「ジハード」と言うのはイスラム教の「聖戦」を意味している。ではなぜこのタイトルになったのかと言うと1998年に遡る。オサマ・ビンラディンがアメリカに対し「グローバル・ジハード」を宣言した年である。当時のアメリカ大統領はビル・クリントン。妻が誰とかはもう言うつもりはない。この時からすでに「テロとの戦い」はひそかに始まっていた。 それが顕著となったのはあの9・11である。 […]