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書斎

本にだって雄と雌があります

私自身これまで数千冊の本を読んできたのだが、本に「雄」と「雌」があることは私も知らなかった。とはいっても本には本の「性格」や「種類」があり、相性もあり、なおかつ関連性もある。それが「雄」「雌」となっている部分もあるのかもしれない。 本書の舞台は現代における「旧家」と呼ばれる家の中の書斎である。その書斎には数多くの本が揃えられているのだが、禁忌があるという。それは「みだりに本棚の本の位置を変えてはい […]