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生命科学

ヒトは120歳まで生きられるのか 生命科学の最前線

世界的な長寿を見てみると、120歳以上生きた人物はいる。現在も疑義は絶えないものの、フランスのジャンヌ・カルマンが122歳まで生きたのが唯一である(かつては泉重千代が120歳まで生きたとあるが、信ぴょう性の疑義により取り消され、105歳に改められたのもある)。 人間の寿命は年々延びており、100歳を超える人も少なくなくなった。また100歳前後になっても矍鑠(かくしゃく・年老いても、丈夫で元気なさま […]

嘘と絶望の生命科学

本書が出版されたのは昨年の7月。この時期に起こったものとして「STAP細胞」をめぐる騒動が挙げられる。論文の掲載写真が別の実験から取ってきて貼り合わせたものであること、そして論文に大量のコピペがあったことが明らかになったという。その件で理研の管理体制が問題視されただけではなく、遺伝子・細胞研究の権威だった笹井芳樹京都大学再生医科学研究所教授が自殺する痛ましい出来事があった。その一連の出来事のみなら […]

生命科学の冒険―生殖・クローン・遺伝子・脳

医学の進歩は目覚ましいと言われている。しかし進歩によっては「生命倫理」として疑問を投げかけたり、批判したりするようなことも起こっている。日々刻々と進化をしている、医学、その中でも「生殖技術」や「遺伝子」といった生命科学がどのように進化を遂げていったのか、本書は「生殖」「クローン」「遺伝子」「脳科学」といった分野にて語った一冊である。 1章「生命の始まりの科学―生殖」 「生殖」と言っても、別に性交渉 […]