書評 運転者 未来を変える過去からの使者 「何で私ばかり」と言うことは誰にでもあることだろう。かくいう私もそういったことを口にしたことは何度もある。それを口にしたときに自分自身にある罪悪感や空しさに襲われることもあった。 誰しもある「私ばかり」といった感情。それは必死に努力したにも... 2022.04.18 書評青春
哲学 私とは何か――「個人」から「分人」へ 戦後から「個人」が尊重されて久しい。しかし個人主義は時として利己的になり、他人のことを敬うことがなくなってしまい、身勝手な事件や事柄が往々にして起こっている。 他にも「個人」と言うことが問われるようになった時、「私の存在」といった自分自身を... 2014.06.10 哲学書評
医学 すべては脳からはじまる 「脳」は人間の思考や行動、判断などさまざまな考えだけではなく、人間としての活動に欠かせない機能を制御する役割を持っている。脳の役割は大まかに言えばこうなるのだが、実際には脳科学でも解明できていない物もあるため、本当のところ、脳は無限なる「宇... 2013.12.03 医学書評
哲学 “自分”のありか 「私はどのような人間か」というのは、よほどの人ではない限りだれでも考えることであろう。「私」というのは当然「自分」のことについて言われているが、ではこの「自分」とは一体何なのか。そのありかとは何なのかというのが哲学的に論考することが多い。本... 2009.02.18 哲学書評