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著作

弘法大師空海と出会う

「弘法大師」といえば空海の諡号(しごう・戒名の別名)であり、なおかつ仏教における真言宗の開祖であることは有名な話である。その弘法大師は奈良時代において仏教の世界で重きを成した人物としてよく取り上げられているのだが、そもそも弘法大師の足跡は宗教のみならず、伝説や美術、思想にまで影響を及ぼしているといっても過言ではない。その空海の生涯や姿について美術や著作、さらには縁の地に赴きながら全体像を描いている […]