1968年を知らない人の『1968』 シリーズ「1968年を知らない人の『1968』」~第七日「リブ活動と「44年目の輪廻」」 (6日目に戻る) 1965年から続いた一連の「1968」であるが、最終日は大学紛争や連合赤軍の諸事件の裏で起こった「リブ」と呼ばれる活動とこの「1968」の総括をつづることとする。 <リブ活動> 主に女性活動家についての活動を取り上げている... 2012.08.18 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画
1968年を知らない人の『1968』 シリーズ「1968年を知らない人の『1968』」~第六日「ベ平連と日本赤軍、そして七十年安保」 (5日目に戻る) 時は1970年になろうとしていた。 昨日は1968年から1970年になるまでのこと、とりわけ内ゲバの始まりと騒乱について論じたが、ここでは1970年になり、その「内ゲバ」が激化した1970年代、そしてその「全共闘」の一部が... 2012.08.17 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画
1968年を知らない人の『1968』 シリーズ「1968年を知らない人の『1968』」~第五日「高校闘争と新宿事件」 (4日目に戻る) 「学生闘争」は「大学」ばかりにスポットを当てているが、大学へ進む前段階に当たる「高校」でも同様の「闘争」が行われていた。しかしニュースではあまり報じられておらず、本書と出会うまでは私でさえも知らなかった。 この5日目では「... 2012.08.16 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画
1968年を知らない人の『1968』 シリーズ「1968年を知らない人の『1968』」~第四日「大学闘争② 日大・東大、そして本書に載っていなかった大学闘争」 (3日目に戻る) 昨日に引き続いて「学生闘争」について詳しく述べるが、その「学生闘争」の中でも最も有名な「日大闘争」と「東大闘争」を中心に綴っていく。 その後には本書では記載されていない大学紛争をいくつか取り上げることとする。 <日大闘争>... 2012.08.15 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画
1968年を知らない人の『1968』 シリーズ「1968年を知らない人の『1968』」~第三日「大学闘争① 慶大・早大・横浜国大・中大」 (2日目に戻る) 現在呼ばれている「学生闘争」は1965年1月に起こった、慶應義塾大学の闘争から始まる。 本書では紹介されていないが、同年9月の高崎経済大学で起こった闘争は後に「圧殺の森」でも取り上げられた。 その「学生闘争」の呼称であるが... 2012.08.14 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画
1968年を知らない人の『1968』 シリーズ「1968年を知らない人の『1968』」~第二日「セクトと政局」 (1日目に戻る) 若者の不満が一気に爆発した1968年 2日目は「セクトと政局」と題して、前半は学生闘争や安保闘争の中で闘争を起こした分派(セクト)を分析し、後半にはその裏で起こった政治闘争についてを紹介しながら、大学闘争までの架け橋を綴る... 2012.08.13 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画
1968年を知らない人の『1968』 シリーズ「1968年を知らない人の『1968』」~第一日「『1968』前夜」 ―あれから44年 私は当然生まれていなかった。 激動の時代と呼ばれる中でそれを知らない私たちはどのように映るのだろうか。1968年を見て、あることを思い出した。 「44年目の輪廻」 大規模デモ然り、政府の無策と増税然り、そしてサッカー然り、... 2012.08.12 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画
国際 エジプト革命―アラブ世界変動の行方 アフリカ北部にあるエジプトにて大規模なデモが起こり、長きにわたり独裁政治を続けてきたムバラク政権が崩壊した。それがエジプトを越え、リビア、バーレーンなどのアフリカ、中東諸国に波及し、世界的にも話題となった。私の趣味の話になってしまうが、その... 2012.07.13 国際書評
外国人 IT帝国の興亡~スティーブ・ジョブズ革命 昨年の10月にAppleの創業者であり、CEOであるスティーブ・ジョブズ氏が急死した。彼の死は世界中で大いに報道され、IT業界のみならず全世界が悲しみに包まれた。ライバルだったビル・ゲイツやマイケル・デルなどから哀悼の意を示したほどである。... 2012.03.13 外国人書評
国際 検証 キルギス政変―天山小国の挑戦 2010年4月7日 日本から遠く離れた「キルギス」と言う国で民衆が蜂起、時の政権はたった一日で倒れた。しかしその2ヶ月後には民族対立が激化、内紛となり数百人が死亡した。 かつてキルギスは冷戦終結後からロシアの干渉により様々な事件や紛争が起こ... 2011.12.04 国際書評