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2011年10月

20代でムダな失敗をしないための「逆転思考」

著者の上田様より献本御礼。 このごろ「思考法」の本がビジネス書の中でとりわけ多い。その大きな要因としては、ビジネス書の本当の価値となる「実践」を容易に行えるところにあるのかもしれない。 本書は若くして起業し、幾多の失敗を重ね、現在では「Febe」や「朗読少女」で成長が著しいオトバンクの上田渉氏が幾多の失敗を重ね、身につけた「逆転思考」についてを伝授している。 CHAPTER1「まずは” […]

アキバを創った12人の侍

かつてから電気街と言われ、今となってはオタクの聖地の一つと言われている秋葉原、通称「アキバ」。そのアキバは現在のように変容していったのか。そしてこれからのアキバはどのように変容していくのかについて、本書では実際に現在のアキバに変容させた方々、そしてこれからのアキバを構築させ、挑戦する方々を「侍」とし、紹介している。 1章「常識はずれの発想が”アキバ”を創った」 おそらく現在 […]

象の背中で焚火をすれば

「地震」と「原子力」 今年はこの2つの単語が頭から離れられないと言っても過言ではない。3月11日に起こった「東日本大震災」は東北どころか日本全体にとっても大惨事と言える。そこから復興をしている矢先に台風12・15号が日本を直撃し、復興の道のりが遠のいている印象にある。 本書は阪神淡路大震災をはじめとした地震、原子力、そして政治を風刺したエッセイ集である。 <像の背中で焚火をすれば>. […]

雪姫(ゆき)―遠野おしらさま迷宮

岩手県の遠野というと「河童」が有名である。私だけかもしれないが「遠野=河童」という固定観念に支配されているのかもしれない。 元々は「遠野物語」の説話により生まれたものであるが、この作品は最も有名な民俗学者の一人である柳田國男が1910年に発表した作品である。昨年はその発表100周年を迎えることを考えると、「遠野物語」フィーバーと呼ばれるのかもしれない。事実昨年は「遠野物語」に関する作品が次々と取り […]